【発表会】『妖怪ウォッチ』が現実と融合!? コラボやキャンペーン情報も続々公開…「『妖怪ウォッチ ワールド』完成披露発表会」をレポート


ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>とレベルファイブが共同開発した『妖怪ウォッチワールド』が、本日(6月27日)より配信開始されたのは既報の通り(関連記事)。また、両社は同日、恵比寿ガーデンホールにて「『妖怪ウォッチワールド』完成披露発表会」を開催した。本稿では、その内容をお届けしていく。

 
▲ガンホー・オンライン・エンターテイメント 代表取締役エグゼクティブプロデューサーの森下一喜氏(写真左)と、レベルファイブ代表取締役の日野晃博氏(写真右)。サプライズ発表となった両者の登壇に会場内にもかなりの衝撃が走った。


▲当日の司会進行を務めたフリーアナウンサーの川田裕美さん。

まずは森下氏より、本作のテーマが「『妖怪ウォッチ』と現実世界の融合」であることが明かされた。また、日野氏によると本作はGPS機能を使って世界に放たれた妖怪を探して集める"妖怪探索位置ゲーム"になっているとのこと。レベルファイブとしても、看板IPである『妖怪ウォッチ』が5周年を迎える年にこのような大きなタイトルを制作できたことが本望だと語った。

さらに森下氏は「この最先端の技術を集めたゲームを作るため、開発にあたり協力いただいたパートナーがいます」と、Google LLCのRose Yao氏を紹介。


▲Google LLCでDirector of Product,Google Maps Pratformを務めるRose Yao氏。

本作では、Google Mapsに収録されている膨大なデータを活用し、独自の3Dモデルを作成。街中の道路や店舗だけでなく、地域特有の観光名所も『妖怪ウォッチ』の世界観に馴染む形で3D化されているのだという。

 
▲Yao氏は、本作には「パラペット」と呼ばれる特別なディティールが採用されているのだと説明した。


▲さらに、明日(6月28日)より約2週間、日本のGoogle Mapsユーザー限定でナビモードの矢印をジバニャンに変更できるモードを実装するとのこと。

ここで、『妖怪ウォッチワールド』のPVを公開し、作中にも出演する俳優の坂口健太郎さんが登壇。こちらのPVを撮影するにあたって坂口さんは、カッコイイPVに仕上がっていて驚くととも「撮影中は新しい空間・世界に来たような気分で撮影していました」とコメント。妖怪たちが活き活きと自分と一緒に生活をしている感じが表現されていて、早く遊んでみたくなったと期待を膨らませた。

【『妖怪ウォッチワールド』PV】



▲俳優の坂口健太郎さん。

その後は、坂口さんを交えた4名でトークを展開。その中では、サーチを使って現実世界に潜む妖怪を見つけ、バトルに勝利して"ともだち"として仲間を集めていくといった基本システムが紹介された。また、本作にはこれまでの『妖怪ウォッチ』シリーズに登場した妖怪がほぼ網羅されているほか、特定の場所にしか存在しないご当地妖怪や、新妖怪も次々と登場することが日野氏より明かされた。

 
▲まずはサーチで近くの妖怪を探索。その後、見つけた妖怪をタップすることでARモードへ移行する。ARモードでは現実の世界に潜む妖怪を見つけることができるので、視点を様々な方向に移動しながら妖怪を見つけてカーソルを合わせるとバトルが可能となる。また、バトルはその場ですぐに行うこともできるが、忙しいときには「あとで」を選択することで任意のタイミングでバトルを行うこともできるとのこと。

 
▲バトルは基本オートで進行するが、敵に取り憑かれると行動できなくなるため、後方の妖怪と入れ替えてお祓いする必要がある。また、長押しで「妖魂注入」によるパワーアップや、「妖気ゲージ」を溜めれば強力な必殺技を放つこともできる。そのほか、バトル中に妖怪の好物を与えることでバトル後にともだちになってくれる確率が上がるのだと森下氏は説明を行った。

さらに、本作にはヒョーイ(憑依)という特徴的な機能が備えられており、他のプレイヤーに妖怪を取り憑けて旅先から各地の妖怪を連れ帰ってきてもらったり、特別なアイテムを入手できるのだという。中々自分で行けない地域や、旅行や出張の予定がある家族や友人に新たな妖怪を見つけてきてもらうこともできるのだとか。なお、安全やプライバシーを考慮して妖怪を取り憑けられた人の正確な位置情報は把握できないよう範囲が設定されているほか、自身のプレイヤーネームを偽って表示させる「カモフラージュモード」といったものも搭載されているので、「楽しそうだけど場所を知られるのはちょっと……」と心配な方も安心して使用できるとのこと。



その後、会場ではYouTuberのHIKAKINさんが登場するチュートリアル動画が作成されたことが発表された。HIKAKINさんは、動画を撮影するうえで「如何に分かりやすく、楽しさが伝わるかを意識しました」とコメント。日野氏も「見るだけでも楽しいチュートリアルを作りたかった」と意図を説明した。



▲YouTuberのはじめしゃちょーさんは、実際に東京タワー付近で『妖怪ウォッチワールド』をプレイ。見事、コマさんを発見しバトルに勝利したが、今回はともだちになることができなかった。

ここからは、『妖怪ウォッチ ワールド』の今後の展開についてもお届けしていく。

●ファミリーマート

▲ファミリーマート代表取締役の澤田貴司氏(写真中央)。

ファミリーマートでは、対象店舗付近で新妖怪「お祭りジバニャン」がゲットできるキャンペーンを開催。また、『妖怪ウォッチ ワールド』の特別アイテムがもらえるGoogle Playギフトカードの販売や、本ギフトカードが当たるキャンペーンなども行うとのこと。


 

●NTTドコモ

▲NTTドコモ プラットフォームビジネス推進部の伊藤哲哉氏(写真中央)。

NTTドコモでは、8月1日よりドコモショップなど対象店舗付近で新妖怪「お祭りコマさん」を、9月1日より「お祭りコマじろう」が出現するキャンペーンを実施。ほかにもdポイント還元やプレゼントに関するキャンペーンが実施されることが明かされた。

 


●月刊コロコロコミック


月刊コロコロコミックでは、全国各地のコロツアー会場にて「フルーツニャン」が登場。アニメにも登場した人気妖怪たちをゲットできるチャンスとなっている。

●パズドラ


さらに、本作はガンホーが開発を担っているということもあり、『パズル&ドラゴンズ』とのコラボも実施予定であることを発表。両タイトルに互いのモンスターや妖怪が登場する相互間コラボとなる予定だが、こちらの詳細については追って公式サイトなどで発表されるとのことだ。

 
▲『妖怪ウォッチ ワールド』​のために新楽曲「望遠のマーチ」を描き下ろしたというBUMP OF CHICKENからも応援メッセージが寄せられた。

最後に、既に配信が開始されている『妖怪ウォッチ ワールド』において実施するキャンペーンについて発表が行われた。


▲スタートダッシュログインボーナスで「旅するジバニャン」や最大60個の「妖怪玉」がもらえるほか、レッドJやマイティ―ドッグが登場する「妖怪降臨」イベントを展開。さらにジバニャンS、コマさんSが出現する「ジバ&コマ ピックアップガシャ」や、バニーミント、ヤマオオカミが出現する「女子会ピックアップガシャ」を開催する。

 
▲公式Twitterでは、本日限定で総額1000万円相当の景品が2万名に当たるキャンペーンを実施している。


▲本日20時より、人気YouTuberを集めた生配信番組を実施。こちらはYouTubeLive、LineLive、TwitterLiveにて配信されるとのこと。

 
(取材・文 編集部:山岡広樹)



■『妖怪ウォッチ ワールド』​
 

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ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
http://www.gungho.co.jp/

会社情報

会社名
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
設立
1998年7月
代表者
代表取締役社長CEO 森下 一喜
決算期
12月
直近業績
売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3765
企業データを見る
株式会社レベルファイブ
http://www.level5.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社レベルファイブ
設立
1998年10月
代表者
代表者 日野 晃博
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