カプコン、新作開発を中止し45億円の損失計上 『モンハンワールド』好調で下方修正は行わず

カプコン<9697>は、9月18日、連結子会社であるカプコン・ゲーム・スタジオ・バンクーバーが開発している海外市場向けの家庭用ゲームソフトの開発を中止することを明らかにした。これに伴い、開発中止損45億円を第2四半期(7~9月)に計上するとのこと。

同社では、世界トップクラスのコンテンツ制作に取り組み、開発リソースの選択と集中を進めており、開発中のタイトルについて見直しを行ったため、としている。

なお、気になる業績見通しへの影響については、今年1月の発売から大旋風を巻き起こした『モンスターハンター:ワールド』のパソコン向けスチーム版が8月配信から予想以上に好調に推移していることなどもあって、連結業績予想に変更はない、としている。
株式会社カプコン
http://www.capcom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役社長 最高執行責任者 (COO) 辻本 春弘
決算期
3月
直近業績
売上高1259億3000万円、営業利益508億1200万円、経常利益513億6900万円、最終利益367億3700万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9697
企業データを見る