
ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、小学校低学年向けプログラミング学習アプリ「プログラミングゼミ」が11月12日より開始した横浜市教育委員会の取り組みである、産官学による横浜市立小学校へのプログラミング教育支援において、岩崎学園 情報科学専門学校による教育支援活動の教材として活用されることを発表した。
DeNAはCSR活動の一環として、2014年より小学生を対象としたプログラミング教育を推進しており、また横浜市とDeNA、横浜DeNAベイスターズ、横浜スタジアムの4者で締結した、スポーツ振興と地域経済活性化などに向けた包括連携協定「I☆YOKOHAMA協定」における取り組みのひとつとして、横浜市の小学校でもプログラミング教育を進めてきた。
横浜市教育委員会では、2020年に小学校でプログラミング教育が必修化されるにあたり、プログラミング教育の円滑な実施に向けて、研修や環境整備、支援体制の構築等を進めている。また、横浜市を拠点とする情報科学専門学校では、学生サークルが地域の小学生を対象にプログラミング体験イベントを提供するなど、地元横浜市に根差した活動を積極的に行っている。
今回の教育支援は、横浜市のテーマ型共創フロント「平成30年度 横浜市立小学校における『プログラミング 授業支援』の提案」にDeNAが参加し、情報科学専門学校の学生が横浜市立小学校に対して、DeNAの小学校低学年向けプログラミング学習アプリ「プログラミングゼミ」を活用したプログラミング教育の支援を行う。この最初の取り組みとして、11月12日に横浜市立北山田小学校にて教員向けのプログラミング教育研修を行い、教員が授業にプログラミングを取り入れるための基礎を学ぶ。
2018年度末までに、情報科学専門学校の学生1年~4年生を対象にのべ80名が参加し、16校でプログラミングゼミを用いた授業の支援、教員向け研修を予定。2019年度以降も、教育支援の継続を検討していく。
DeNAでは本取り組みを通して、これからの未来を担う多くの子どもたちにプログラミングの楽しさを知ってもらうとともに、2020年のプログラミング教育必修化に向けて、多くの小学校がプログラミング教育に取り組めるよう環境づくりも進めていくとしている。
■「プログラミングゼミ」
©DeNA Co.,Ltd.
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432