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【Unite Tokyo 2019】ユーザーからより長く・より愛されるゲームをつくるためには「LiveOps」のコンセプトが重要

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ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、9月25・26日、Unityに関する国内最大のカンファレンスイベント「Unite Tokyo 2019」を開催。会場ではエンジンコアを開発している精鋭スタッフも世界各地から来日し、Unityユーザーに向けた講演やブース展示が数多く行われた。

本稿では、9月26日に実施された講演「Unity + PlayFab ではじめる新しいゲーム運用 ~LiveOpsの始め方~」について、レポートをお届けしていく。

セッションには日本マイクロソフトインダストリーエグゼクティブの齋藤隼也氏と、Sansanエンジニアの西根幸洋氏が登壇。運営の新しいコンセプトである「Liveops」の考え方について、デモを交えた具体的な実践方法の紹介が行われた。

【登壇者】

●齋藤隼也氏

日本マイクロソフトインダストリーエグゼクティブ。大手スマホゲーム会社にて、企画→アライアンス→PMと幅広く従事。現在は日本マイクロソフト株式会社インダストリーエグゼクティブとしてゲーム業界における戦略立案を担っている。


●西根幸洋氏
Sansanエンジニア。株式会社ネクソンと株式会社グラニの2社を通じてオンラインゲームの開発/運用に携わった経験を持ち、現在はゲームの個人開発に注力している。
 

■より長くゲームをつくるために必要なコンセプトとは?


まずは齋藤氏が、最近のゲーム市場について紹介していく。


▲齋藤隼也氏。

90年代末からオンラインゲームが誕生して以降、販売体系が小売店舗だけでなく、オンラインでの販売が開始。販売後も追加コンテンツという形で提供できるようになったりと、リリースした後もサービスが提供できる形に進化していく。



現代になり、いつでも遊べるモバイル向けのゲームが増えていくと、さらにゲームプレイの性質が変化。その結果、フレンド同士での対戦やチャットなど、ゲームのコミュニティ化が進むキッカケとなっていった。



齊藤氏は近年ヒットしたゲームを紹介するうえで、「全世界で最高収益を上げているゲーム」のデータを挙げる。2017年と2018年にかけて、実に9割ものタイトルが持ち越しをしている状況だというのだ。



そして、この9割のタイトルのほとんどが、今回のテーマである「LiveOps」という運営コンセプトをとっているそうだ。



「LiveOps」とは、運用でユーザーニーズを見極めながらゲーム運営を進化させていく運営のこと。具体的にはまず、プレイヤーがどんなプレイの仕方をするのかなどを考え、ユーザーデータを分析していく。そのデータを元にデザインと方針を決め、施策後は常にプレイヤーの反応を検証していくといった流れだ。



▲齋藤氏は、「LiveOps」のコンセプトを取り入れることで、より長く・愛されるゲームになっていくと話す。

LiveOpsと相性の良いサービスとして、齋藤氏は「PlayFab」を紹介。PlayFabはゲームのエンドサービスのことで、DAUやKPI、課金、ユーザーサポートなどを分析する機能が充実していることが特徴。Unityをはじめとして多くのプラットフォームにも対応しており、プレイヤーのセグメント化も行うことが可能となっている。



▲各セグメントのユーザーにメッセージやプッシュ通知を送ったり、限定ショップを表示することができる。
 

■PlayFabは開発&運用を支えてくれる強力なサービス


ここからは、実際のゲーム開発でPlayFabの運用を行っているという西根氏が登壇。PlayFabについて、実演を交えながらの説明が行われた。


▲西根幸洋氏。

まずは、UnityとPlayFabを組み合わせて使う場合の手順を紹介。新しいスタジオとタイトルを定義していく。



▲中に入るとダッシュボードが表示される。

SDKをインストールし、UnityからPlayFabを利用する準備を進めていく。



続いて、西根氏は初心者ユーザー限定セールを実施したり、初心者を卒業したユーザーに報酬を配布を行っていくといった方法について紹介。


▲セミナーのため、あらかじめ用意されたゲーム画面。アイテムやショップといった、基本的な操作が行えるような構成になっている。


▲仕組みを応用することで、クエストをクリアしたときに特定の報酬を配ったり、チートを検知してフィルタリング措置することもできるそうだ。

他にも、全ユーザーにギフトを配るパッチ処理といった機能を紹介。PlayFabを扱う利点として、導入の容易さや機能の充実性、無料で扱える点を挙げた。

また、PlayFabに興味を持った方に向け、公式ドキュメントの紹介や、西根氏自身が担当した記事についてアピールしていた。



最後に、西根氏が「PlayFabは開発や運用を支えてくれる強力なサービスなので、ぜひ活用してみんなで面白いゲームを作っていければと思います」、齋藤氏が「PlayFabには、他にも多くの機能を実装しています。気になった一部の機能を作っていただく形でも問題ありません。新機能も続々用意しております」と挨拶し、講演は終了の時間となった。

 
(取材・文 ライター:島中一郎)
 
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