リブセンス、第3四半期は7.46億円の営業赤字に転落 新型コロナによる採用活動の縮小を受けて大幅減収に

リブセンス<6054>の第3四半期累計(1-9月)の連結決算は、売上高は32億3700万円(前年同期比31.3%減)、営業損失は7億4600万円(前年同期は3300万円の営業利益)、経常損失は6億9700万円(前年同期は1億1400万円の経常利益)、最終損失は8億6100万円(前年同期は7600万円の最終利益)と減収・赤字転落となった。

連結売上高については、前の期において賃貸情報サイト「DOOR賃貸」を譲渡したこと、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって企業における採用活動の縮小が広がったことなどにより、前年同期比大幅な減収となった。

既存事業は、成功報酬型アルバイト求人サイト「マッハバイト」は、第1四半期において安定した流入経路の拡大等により大幅な増収となったが、その後の新型コロナウイルス感染症の感染拡大による企業の採用活動縮小の影響を受け、第3四半期連結累計期間においては減収となった。

成功報酬型正社員転職サイト「転職ナビ」は、同じく新型コロナウイルス感染症の感染拡大による企業の採用活動縮小、広告出稿の調整等に伴う応募数の減少等により採用数が減少し、大幅な減収となった。

新規事業においては、専任部署において複数の新規事業案の開発・検証を行っている。