
サイバーエージェントのゲーム事業、『ニーア』『ウマ娘』貢献でV字回復へ 「第1四半期の減益は一時的」(藤田社長) 『IDOLY PRIDE』も好調な滑り出し
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サイバーエージェント<4751>の藤田晋社長は、この日(1月27日)開催した第1四半期の決算説明会で、減収減益だったゲーム事業について「あくまで一時的なもの」とし、第2四半期以降、既存タイトルの復調や新作タイトルの寄与で売上と利益が戻ってくるとの見方を示した。
ゲーム事業の業績は、売上高299億5400万円(前年同期比15.0%減)、営業利益11億3700万円(同77.8%減)と、営業利益が特に大きく減る着地となった。


気になる減収減益の要因については、この四半期が例年、良くない時期であるという季節要因に加えて、昨年末に実施した施策が期待どおりの結果につながらなかったことなどがあげられるという。
第2四半期では、新作として、『NieR Re[in]carnation(ニーア リィンカーネーション)』(2月18日)と、『ウマ娘 プリティーダービー』(2月24日)と大型タイトル2本をリリースする予定だ。不振だった既存タイトルも「(売上は)1月に入って完全に戻っている」。
藤田氏は、「大型リリースの立ち上がりとヒット次第では今後の業績も変わってくるのでは」とコメントした。このほか、『IDOLY PRIDE(アイドリープライド)』についてもアニメが好調な滑り出しだったとし、事前登録を行っているゲームにも期待を寄せた。



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企業情報(株式会社サイバーエージェント)
会社名 | 株式会社サイバーエージェント |
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URL | http://www.cyberagent.co.jp/ |
設立 | 1998年3月 |
代表者 | 藤田晋 |
決算期 | 9月 |
直近業績 | 売上高3713億円、営業利益307億円、経常利益287億円、最終利益40億円(2017年9月期) |
上場区分 | 東証1部 |
証券コード | 4751 |

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