paiza、無料で提供している「paizaラーニング 学校フリーパス」の累計ユーザー数が345校、3万6752人に 直近1年間で5倍に増加

paizaは、2019年8月より学校向けに無料で提供している「paizaラーニング 学校フリーパス」の累計ユーザー数が345校、3万6752人に達したことを発表した。

■「paizaラーニング 学校フリーパス」のユーザーは1年間で5倍に増加
「paizaラーニング」は、paizaが提供する初学者向け動画プログラミング学習サービス。6段階で評価する「paizaスキルチェック」で自身のスキルを正しく把握し、能力にあった学習ができることが特徴となっている。「paizaラーニング 学校フリーパス」は、小・中・高・大学・専門学校向けに月額980円(税抜)で受講できる「paizaラーニング」の全160レッスン、1278学習動画、2000問の演習課題をすべて無料で提供するサービスとなっている。

「paizaラーニング 学校フリーパス」のユーザーは、各学校からのニーズの高まりを受け直近の1年間(2020年2月~2021年2月)で5倍に増加している。



【利用実績校の例】
中央大学理工学部、日本大学理工学部、東京工科大学、中央情報専門学校、広尾学園中学校・高等学校、灘高等学校、筑波大学附属高等学校など



■「paizaラーニング 学校フリーパス」のニーズが高まる2つの理由
1)「プログラミング教育」の必修化
2020年4月から順次、小学校から高等学校まで「プログラミング教育」の必修化が進んでいる。しかし現場では、プログラミング教育の「指導内容」や「指導方法」は模索段階であり、さまざまな課題を抱えている。その解決方法の一つとして「paizaラーニング 学校フリーパス」が注目されている。

2)新型コロナウイルスの影響でオンライン授業の環境が整備された
コロナ禍の影響で急速にオンライン授業ができる環境が整った学校などが、具体的にオンラインで学べる教材を検討するなかで、「paizaラーニング 学校フリーパス」を導入している。

特に問い合わせが多いのは、2022年からプログラミング教育の必修化が始まる高校のほか、大学、専門学校など。現在多い用途としては、一部の学生への試験導入や部活での利用となっている。一部先行する学校では、学年全体で授業のカリキュラムとして導入している学校もある。また、プログラミング教育の指導内容を検討するにあたって、教育委員会の担当者や教員の方々が学ぶために導入していることもある。

■教育現場の課題解決を支援する「paizaラーニング 学校フリーパス」
プログラミング教育必修化を前に教育現場では、以下のような課題を抱えている。paizaではこれらの課題を一つでも多く解決し、次代を担うITエンジニアの育成を支援するため今後も「paizaラーニング 学校フリーパス」の提供を続けている。

▼学校におけるプログラミング教育上の課題
・十分な施策を実施するための予算
・開発環境の構築が困難
・担当教員の知識差による教育格差
・各生徒・学生の理解差に合わせた教材準備
・プログラミング教育に対応可能な教員数の不足
など

▼上記課題解決に繋がる「paizaラーニング 学校フリーパス」の特徴
1)無料でのサービス提供
学校を通した申し込みであれば、すべての生徒・学生は無料で「paizaラーニング」の全サービスを利用可能。

2)環境構築が不要
PCとブラウザがあれば、PC環境の差異にかかわらず環境構築不要で即サービスを利用開始できる。

3)豊富なコンテンツで指導レベルの標準化を支援、個別の授業準備が不要
「paizaラーニング」では、2021年4月現在、Java、PHP、,Python、Ruby、JavaScriptなどの主要言語を学ぶ「言語仕様」「Webアプリ開発」「ロジック力」「周辺知識」の4分野で、全160レッスン、1278の学習動画、2000の演習課題が利用可能。さらに動画コンテンツと演習課題は毎月追加される。これらの豊富な教材を活用することで、指導レベルを一定水準に保つことが可能だ。また、生徒や学生は自分のレベルにあった教材で自ら学習を進めることができ、教員がレベル別に個別の教材を準備する必要はない。

4)“楽しさファースト”の仕様で自宅学習を促進
すべての学習動画は1本3分程度で視聴しやすく、さらに動画の解説をプロの声優が担当したり、学習の進捗状況をRPG形式で表示したりするなど、“楽しく学べる”工夫を凝らしている。自宅での取り組みやすさから「反転学習」に活用し、 生徒同士で教え合う授業を実現することもできている。

▼申し込みページ
https://paiza.jp/works/lp/free_pass