【発表会】『二ノ国:Cross Worlds』のリリース時期が6月予定と判明 幻想と現実が共存する世界で主人公になれるファンタジーアートRPG『ニノクロ』を先行試遊


ネットマーブルは、本日(4月14日)、レベルファイブとタッグを組んで開発している期待の新作スマホRPG『二ノ国:Cross Worlds(ニノクロ)』のメディアショーケースを、秋葉原UDX「UDX THEATER」にて開催した。

『ニノクロ』でクロエ役を演じる声優の三森すずこさんの司会で進行した本発表会。冒頭、ネットマーブルジャパンの遠藤祐二代表取締役社長が登壇した。


▲声優の三森すずこさん。

遠藤社長は、「ネットマーブルでは2021年、大型の新作タイトルのリリースを複数準備しています。その中で『ニノクロ』は、レベルファイブ様とネットマーブルがタッグを組みリリースする期待の新作スマートフォンゲーム。本作はレベルファイブ様、スタジオジブリ様、久石譲様のコラボレーションにより生まれた世界的にも評価の高いファンタジー作品『二ノ国』シリーズをベースに、『リネージュ2 レボリューション』を開発する弊社スタジオ"Netmarble NEO"が、最新の技術やノウハウを注入して開発しています」と、本作について説明。


▲ネットマーブルジャパン代表取締役社長の遠藤祐二氏。

そして、「原作『二ノ国』の特徴である心温まる優しいタッチのアニメーションと、世界を救う王道ファンタジーは本作にも受け継がれています。『二ノ国』シリーズをプレイされた方はもちろん、初めて触れる方にも楽しんでいただける作品になっています。また、モバイルゲームが好きな方だけでなく、綺麗な映像や音楽が堪能できるのでアニメ好きな方など幅広い層にも楽しんでいただけます」と、『ニノクロ』に手応えを感じているとした。

4月14日より事前登録を開始した『ニノクロ』だが、気になるリリース時期について遠藤社長は、「待望の『ニノクロ』のサービスリリースの日程が6月を予定しています。まずは日本、韓国、台湾、香港、マカオで同時ロンチ予定しており、2022年上半期にはその他の世界全域でもサービスを拡大していく予定です」と明かした。
遠藤社長の挨拶が終わると、『ニノクロ』TVCMが本放映に先駆け、会場で披露された。

本CMは、『二ノ国』シリーズの音楽を手掛ける久石譲氏の指揮により、東京フィルハーモニー交響楽団と新国立劇場合唱団の音楽家が『二ノ国』シリーズのテーマを実際に演奏している様子を、ゲーム映像とともに表現されている。

なお、本CMのみならず『ニノクロ』ゲーム内でも久石氏の手掛ける楽曲が使用されているので、そちらも注目だ。
 


▲こちらがTVCMの映像。4月16日よりテレビやWebで放映・配信されるとのこと。

続いて会場では、レベルファイブ代表取締役社長兼CEOの日野晃博氏のビデオメッセージが上映された。以下、日野氏のコメント。

「ネットマーブルとのタッグでお見せする『ニノクロ』は、シリーズ最新作として独特の美しい世界観をモバイルで忠実に再現したファンタジーアートRPGです。今回の新しい『二ノ国』では高い品質のグラフィックスにより表現された世界と、シリーズを継承する新しいストーリーが魅力となっています。本作では『二ノ国II レヴァナントキングダム』から遠い未来の話を描いており、『二ノ国』の世界を生きる人々はどのような物語を紡いでいくのか、確かめてください。

こうして挨拶をしていると、シリーズ初作品を制作していた時を思い出します。当時スタジオジブリや久石譲さんと一緒に魅力的な世界観を作りましたが、そんな『二ノ国』をいつかスマホゲームで出したいと考えていました。そして今回、ネットマーブルさんによって素晴らしいスマホゲームとして完成しました。有名なスマホゲームを手掛けた開発チームの経験が活かされた、スマホゲームならではのおもしろい仕掛けが実現できているようです。

そして今回、『ニノクロ』の完成を、『二ノ国』生みの親としてうれしく思っています。ゲームを一足先にプレイしてみましたが、大変面白いと感じました。皆様も『ニノクロ』に絶対ハマると確信しています。ぜひ遊んでみてください」


▲レベルファイブ代表取締役社長/CEOの日野晃博氏。

続いて、ネットマーブルジャパン事業部長の山下大和氏より、『ニノクロ』のゲーム内容が紹介された。


▲ネットマーブルジャパン事業部長の山下大和氏。

『ニノクロ』は、ジャンル名をファンタジーアートRPGと銘打たれており、「アートのような華麗で壮大な世界を冒険できるように意識して制作しています」と山下氏。特に、原作の世界観を元に新しく構成したストーリーは「多くの方々にアニメ映画を見ているような没入感を感じていただけると思っています」とのこと。

そして『ニノクロ』の世界観を紹介するティザーPVが上映。山下氏いわく「『ニノクロ』を楽しむプレイヤーが実際にゲームの中を冒険しているように感じてもらうよう制作された」そうだ。



次に「プレイヤーが選択できるキャラは、計5キャラクター。キャラごとに異なる性格と個性を表現している」(山下)と、5人のプレイアブルキャラクターが紹介された。



▲片手剣を使い、素早い攻撃を得意とする剣士・SWORDSMAN


▲魔力が込められた槍と共に魅惑のダンスを踊る完璧主義者の魔術師・WITCH


▲素早い動きをして弓で敵をかく乱する遠距離アタッカー・ROGUE


▲ライフルをはじめとする各種武器の専門家で、魔法と遜色ない科学的な回復技術の達人・ENGINEER


▲巨大なハンマーで強い一撃を放つ荒々しさが魅力の戦士・DESTROYER


▲プレイアブルキャラはコスチュームを変えることで個性をさらに表現できる。





▲プレイヤーが冒険する『ニノクロ』の世界についても紹介。神秘的な森や美しい夜空が特徴的な村など、幻想的な風景が広がっている。

「個性的なキャラクターと『二ノ国』の世界を通じて、プレイヤーがあたかもアニメの主人公になったような体験ができる」と山下氏は語った。





▲『ニノクロ』のストーリーに関する映像も公開された。

『ニノクロ』ではシングルプレイでも十分に楽しめるが、もちろん仲間とも楽しめるマルチプレイ要素も豊富に準備されているという。その点を踏まえて山下氏がゲーム性について紹介。

「『ニノクロ』は、プレイヤーの選択によって全く新しい戦闘を経験できる」と山下氏。キャラ別に持っている基本スキルのほか、プレイしながら習得できるスペシャルスキルによって、チームのメンバーを守ったり、強力な攻撃スキルで敵にダメージを与えるアタッカーになることも可能だ。

また、3つの武器を同時に装備することができ、様々な属性と特長を持つ武器を状況に合わせて使い分けることで、スキル効果を最大化させることができるという。




▲冒険を共にする仲間であるイマージェンたちも重要な存在。登場するイマージェンは、それぞれ固有の属性とスキルを持っており、戦闘にさらなる深みを生む。フィールドのいたるところに存在する様々なイマージェンを育てたり、イマージェンの卵を大切に孵化させて収集する楽しさをプレイヤーに提供する。

また、戦闘だけでなく、他のプレイヤーとの交流を通じてプレイ体験を広げることも可能だという。


▲他のプレイヤーと共にサイコロを投げたり、ボールを蹴って遊ぶことや、プレイヤー間で物々交換をするなど、様々な形のコミュニケーションを行える。

こうして他のプレイヤーと交流を深めた先には、ストーリー上プレイヤーが再建を目指す名もなき王国"キングダム"というギルドコンテンツが用意されている。

キングダムは様々なコンテンツとイベントを作り出す空間で、キングダムコンテンツの中心となる領地は戦闘を経て獲得した資源を投資し、発展させることができる。フィールドの動物、植物、石造などをキングダムに持ってきて自由に配置も可能。また、雑貨店や研究所などを設置し、他のプレイヤーと分かち合い、成長する経験ができるようだ。




また、「キングダム侵攻戦」、「侵攻戦」「遺物の戦場」など、様々なキングダム間のマルチプレイの競争コンテンツが準備されている。最高のキングダムを決める競争コンテンツ「王位争奪戦」で勝利したキングダムは「首都」
に認定される。



首都キングダムはサーバー内の様々な権限を行使することができるため、首都の座をめぐるキングダム間の抗争が繰り広げられ、プレイヤーたちを熱中させてくれる要素となっている。



その他、ゲームプレイをスムーズに進行するために、ゲームに接続していない状況でもサーバー内でプレイを続けることができるAIモードなどの様々な要素が用意されていることが明らかとなった。

最後に山下氏は、「『ニノクロ』は、幻想と現実が共存する世界観となっており、クリエイターのこだわりがふんだんに込められたビジュアル、そして音楽を通してプレイヤーに名作の主人公になった経験を感じてもらえると信じております」とコメントした。


▲フォトセッションの様子。左から三森すずこさん、遠藤祐二社長、山下大和氏。
 

■発表会後に『ニノクロ』試遊会を実施!


『二ノ国:Cross Worlds』発表会終了後、約1時間ほど本作の試遊会が開かれた。

まず、改めて『二ノ国:Cross Worlds』について触れておくと、本作は仮想現実ゲーム「ソウルダイバーズ」のベータテストに参加したプレイヤーを待ち受ける壮大なストーリーが描かれ、プレイヤー自身がその本人となり、この世界を冒険できるスマホ向けRPGだ。

ソードマンをはじめとする5つのクラスや、プレイヤーに力を貸してくれるイマージェン、世界を構成する各エリア、カスタマイズも可能な拠点となるキングダムなど、様々な要素がハイクオリティなCGアニメーションとサウンドで表現されている。

今回は『ニノクロ』のプロローグから序盤の流れまでのチュートリアルと、2つのマップを冒険することができた。

まずは、5つのクラスから自分の分身となるキャラクターを選択。今回はエンジニアをチョイスした。




5人のキャラクターは少ない! と思っている人もいるかもしれないが、選択したプレイヤーキャラはヘアスタイルや髪の色、左右の目の色、フェイスメイク、さらに体型やコスチューム(コスチュームの色)を変更し、その組み合わせで自分だけのオリジナルキャラを作ることができるのだ。

エンジニアひとつとっても、プレイヤーによって十人十色の個性が出せるので安心しよう。



▲試遊会じゃなく趣味プレイだったら、キャラメイクだけで数時間費やしてしまいそう。

さて、自分の分身が完成したら、OPムービーを見ながらいざ『ニノクロ』の世界へ。



▲現実の世界から『二ノ国』の幻想的な世界へ!


▲アニメ映画のような美麗ムービーをぼんやり眺めていたら、頭上から城の瓦礫が崩れ落ちてきてビビった。これをスワイプで危機一髪回避。ムービーの中にもこうした仕掛けが盛り込まれていた。


▲どこかの国が敵に襲われている模様。とりあえず大変な場所に来てしまった。

到着した国の女王様が誰かに攻撃されているとのことで、現場を目指すことに。キャラクターの移動は、画面左下に表示されているパッド操作で動かすことができる。また、画面の任意の場所をドラッグすることで視点を動かせる。そして敵との戦闘では、画面右下に表示されているアイコンをタップすることで攻撃したり、スキルを発動させられる。

家庭用のコントローラーで感覚と大差はないので、スムーズにプレイすることができた。




女王の元に辿り着くと、見るからに悪そうな敵が! そこでひと悶着ふた悶着あり、筆者はまた別の場所に飛ばされてしまった。




飛ばされた先で、クエストが発生した。このように物語を進める中で、様々なクエストが発生し、それを受諾してクリアーしていくようだ。




道中、様々なキャラクターとの出会いも冒険の醍醐味。クエストの途中で出会ったクロエやポンポンが仲間になって一緒に戦ってくれ、仲間との協力プレイの楽しさを改めて実感した。




仲間といえば、プレイヤーの心強い支援軍である約100種類にも及ぶ「イマージェン」達との出会いも本作の魅力。チュートリアルでは、チュータというイマージェンが出てきたけど、まぁなんとも愛くるしい。

イマージェンは可愛いだけじゃなく、最大3体まで同行させることができ、プレイヤーもパワーアップするようだ。どのようなイマージェンが登場するのか楽しみだし、コンプリートしたい欲求を掻き立てられる。





▲お気に入りのイマージェンをレベルアップさせる育成要素も。

ちなみに、敵との戦闘で「アクションが苦手だな」という人や、広大なフィールドで目的地に辿りつけずに迷子になりがちな筆者のような人のために、オートバトルやオート移動もできるので、気楽にプレイしてもらいたい。

チュートリアルのあと、2つのマップをプレイしたが、移動が楽しくなる乗り物や、強そうで戦いがいのある敵が登場するなど、今回はほんの触りを遊んだだけだが、早く続きをプレイしたくなった。





この現実から幻想世界『二ノ国』に飛び込んで、思いっきり遊べる6月のリリースが今から待ち遠しい。


■『二ノ国:Cross Worlds』

 

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設立
1998年10月
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代表者 日野 晃博
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