Cygames『ウマ娘 プリティーダービー』が70日連続の首位獲得 『モンスト』が2位で追走 他社からもコメントが出てきた Google Play振り返り

出所:AppAnnie


5月1日~7日のGoogle Playのセールスランキングを振り返ると、Cygames『ウマ娘 プリティーダービー』の首位独走が続いた。2月28日から5月8日まで70日連続、10週間にわたって首位をキープしていることになる。2位にはミクシィ『モンスターストライク』が続いたが、App Storeと異なり首位獲得には至らなかった。後ろをひきつけながら逃げる"ため逃げ"なのか、後方を大きく引き離している"大逃げ"なのかは、数字がわからない以上、何とも判断できないところである。
 


さて、『ウマ娘』の他のアプリへの影響に関して、いくつかのゲーム会社がコメントを出している。

・アカツキ「運用しているタイトルについては大きな影響はない。成熟した市場のなかでクオリティの高いタイトルがヒットし、市場シェアを獲得する構図となっていることから、自社の開発力・表現力を高めるための投資を継続し、本質的な創る力をつける重要性を再認識した」(関連記事
・コロプラ「大枠で影響はなかったと思う。ただ、似たタイトルは若干の影響があるかどうか精査している」(関連記事
・ミクシィ「短期的には同じスマートフォンゲームであるため、少し影響はあるのではないか。私達は友達とわいわい楽しめる独自のポジションを築いており、長期目線で見た場合は、その影響は軽微ではないか」(関連記事

また、非公式の情報になるが、一部中国系のアプリ会社からは多かれ少なかれ影響を受けたとのコメントがあった。


 
■5月6日


5月6日10時現在のGoogle Playの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、Cygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』が連休期間中も首位をキープし、連続首位記録を68日に伸ばしている。

そうした中、Yostarの『アークナイツ - 明日方舟 -』が、トップ30圏外から4位にランクインした。

『アークナイツ』は、4月30日よりメインストーリー第八章の公開にあわせ、リミテッドスカウト「勿忘草」を開催。こちらは新オペレーターである「★6 ロスモンティス」、「★6 マドロック」、「★5 ウィスパーレイン」、「★4 ジャッキー」がスカウト可能となっており、順位を押し上げたもよう。

また、Cygamesの『グランブルーファンタジー』もトップ30に復帰している。

『グラブル』は、4月30日(金)12時~5月3日(月)18時59分まで、レジェンドフェスを開催していたほか、5月3日19時にレジェンドガチャを更新し、イベント「偽りの英雄達」登場キャラ解放武器の出現率がアップ。

加えて5月10日18時59分まで、期間限定の「サプライズ!!スペシャルガチャセットキャンペーン」を実施するなど、連休中の複数施策がユーザーから好評のようだ。

その他、『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』や『妖怪ウォッチ ぷにぷに』、『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』がトップ30に復帰している。


 
■7日
 

5月7日10時現在のGoogle Playの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、Cygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』が首位をキープし、連続首位記録を69日に伸ばしている。

その『ウマ娘』は、「ピックアップ プリティーダービーガチャ」と「ピックアップ サポートカードガチャ」を5月6日12時より開催。「★3スマートファルコン」が新たな育成ウマ娘として登場しており、首位キープの原動力となっている。



また、スクウェア・エニックスの『WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争』が、前日から3ランクアップでトップ10圏内に入っている。『FFBE幻影戦争』は、5月1日より、『FINAL FANTASY VII REMAKE』コラボユニットの「エアリス」「バレット」、並びにコラボビジョンカードが登場。同施策が引き続き好調のようだ。