KLab<3656>は、本日(4月16日)、ソーシャルゲーム開発のPikkle株式を既存株主から取得し、完全子会社化する、と発表した。取得株数は1925株で、取得価額は1億7500万円だった。
Pikkleは、ソーシャルゲームの企画から開発・運用までを行っており、「レストランシティ」や「みんなで☆探検隊」などのタイトルの開発実績がある。代表取締役のディビッド・コリエ氏は、欧米と日本で一貫してゲーム業界のキャリアを積み、アプリケーションに関する見識も深い人物。また、Pikkleは、海外の開発会社との共同開発経験があり、海外企業とのリレーション経験豊富な人材が在籍しているという。
今回、Pikkleは、グループに加わることで、KLabのソーシャルゲーム運用ノウハウを利用することができ、KLabは、Pikkleの即戦力となる人材を獲得することができる。また、欧米のゲーム業界における経験が豊富なディビット・コリエ氏のグループへの加入は、KLab のグローバル戦略の大きな前進となる、としている。
なお、KLabでは、これまで人材不足が成長のボトルネックになる可能性があるとしていたが、今回の買収でこうした問題が解決され、再び高い成長軌道を描くことになると期待される。
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656