
ソーシャルゲームプラットフォーム連絡協議会、ゲーム内表示やRMT対策、コンプガチャに関するガイドラインを公開
NHN Japan、グリー<3632>、サイバーエージェント<4751>、ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>、ドワンゴ<3715>、ミクシィ<2121>のプラットフォーム事業者6社は、本日(6月22日)、ソーシャルゲームプラットフォーム連絡協議会として、「ゲーム内表示等に関するガイドライン」、「リアルマネートレード対策ガイドライン」、「コンプリートガチャ等に関する事例集」を策定したことを明らかにした。
ソーシャルゲームプラットフォーム連絡協議会では、リアルマネートレード(「RMT」)に関連する行為の是正のための施策をはじめ、月額利用上限額の設定、注意喚起の強化など、青少年利用者等の保護の充実・強化に向けた施策の導入を推進してきた。今回、自主的な取り組みをさらに進めるため、今回作成したガイドラインや事例集を作成・運用することで、さらなる利用環境の向上を図る、としている。
1.ゲーム内表示等に関するガイドライン(ゲーム内表示等に関するガイドライン)
利用者が、ゲームをはじめとしたコンテンツのルール、内容について自主的かつ合理的な選択をすることを妨げる要因を排除し、事業者が安心・安全な環境を維持、向上する目的で策定したガイドライン。
ガイドラインでは、ガチャにおけるアイテムの提供割合の表示などサービスの透明性向上を図る。それぞれのプラットフォームにおいてガイドラインに基づく自社の基準を運用することで、プラットフォーム上のゲームの利用環境が向上し、利用者にとって分かりやすい利用条件の明示を実現する。9月1日より開始する。
2.リアルマネートレード対策ガイドライン(リアルマネートレード対策ガイドライン)
このガイドラインは、RMT事業者や個人の転売利益を目的とするような行為の減少を目指し、RMTを排除するにあたって効果のあった施策について例を示し、今後も互いに有益なものを取入れることを可能にすることにより、業界全体として、健全性を向上させていく。このガイドラインに基づく運用は、本日より開始する。
RMTは、不正アクセス、利用者間のトラブルなど利用環境に対して悪影響を及ぼす。また、チートやBOTなどの不正、詐欺などの犯罪行為を助長する可能性があるもので、6社は、それぞれのサービス特性に応じて直接あるいは間接に禁止している。今回、新たに策定したガイドラインは、純粋にゲームを楽しんでいる利用者の利用環境を損なうような行為を防止し、ユーザーが安心して利用できる環境の整備を目指す。
3.コンプリートガチャ等に関する事例集(コンプリートガチャ等に関する事例集)
消費者庁が5月18日に公表した考え方に基づきコンプリートガチャの範囲を具体的に説明し、コンプリートガチャ以外の事例についても、ゲーム提供会社が留意すべき点について解説した。利用者に自主的かつ合理的な選択をしていただくために、どのような点に留意しながら、サービスを開発・運営すべきかについての基準をゲーム提供会社などに対しても明確に示し、利用者がゲームをより安心して楽しめる環境を整えることを目的として策定いたしました。事例集に基づく運用は、7月1日より開始する。
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企業情報(株式会社ミクシィ)
会社名 | 株式会社ミクシィ |
---|---|
URL | http://mixi.co.jp/ |
設立 | 1997年11月 |
代表者 | 木村弘毅 |
決算期 | 3月 |
直近業績 | 売上高1890億円、営業利益723億円、経常利益727億円、最終利益417億円(2018年3月期) |
上場区分 | 東証マザーズ |
証券コード | 2121 |

企業情報(グリー株式会社)
会社名 | グリー株式会社 |
---|---|
URL | http://www.gree.co.jp/ |
設立 | 2004年12月 |
代表者 | 田中良和 |
決算期 | 6月 |
直近業績 | 売上高779億円、営業利益94億円、経常利益103億円、最終利益47億円(2018年6月期) |
上場区分 | 東証一部 |
証券コード | 3632 |

企業情報(株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA))
会社名 | 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA) |
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URL | http://dena.jp/ |
設立 | 1999年3月 |
代表者 | 守安 功 |
決算期 | 3月 |
直近業績 | 売上収益1393億円、営業利益275億円、最終利益229億円(2018年3月期) |
上場区分 | 東証一部 |
証券コード | 2432 |

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