MIXIとGakken、教育分野における共同研究を開始 教育総合展「EDIX東京2025」で会話AIロボット「Romi」のコラボモデルの開発版を初公開

MIXI<2121>と学研ホールディングス<9470>のグループ会社Gakkenは、教育分野における共同研究を開始し、教育総合展「EDIX東京2025」において、会話AIロボット「Romi」のGakkenコラボレーションモデルの開発版を初公開することを発表した。

■共同研究の背景と目的

MIXIの会話AIロボット「Romi」は、「シナリオエディター」機能を通じて小学生から高校生まで幅広い子ども達が簡単に楽しくプログラミングを学べる点が評価されており、その利用範囲は英会話やグループワークなどプログラミング以外の領域にも拡大している。

学研グループは、長年にわたり教育事業を展開し、教育に関する豊富な知見と深く幅広いコンテンツを持ち、出版から学習塾まで様々なソリューションを提供しているという強固な基盤のもと、保有する豊富な教育コンテンツをAIやロボットなどの新しい技術と掛け合わせることで、従来型の学習方法とは違うアプローチでの「学び」の可能性を追求したいと考えが合致し、この度の共同研究を開始した。

■共同研究体制について

MIXIは「Romi」へのコンテンツ実装を担当し、Gakkenは学習コンテンツの提供と監修を行う。また、実現方法については両社で定期的に議論を重ね、企画検討を進める。

■共同研究の将来展望

Gakkenの知見やコンテンツを取り入れた会話AIロボット「Romi」のGakkenコラボレーションモデルを共同開発し、販売することを想定している。さらに、将来的には高齢者の生活サポート分野での協業も検討する。

■EDIX東京2025での実施内容

会話AIロボット「Romi」のGakkenコラボレーションモデルの開発版を教育総合展「EDIX東京2025」で展示し、コラボレーションモデルに搭載される一部の機能をデモとして体験可能だ。

<具体例>
Gakkenが運営する小中学生とその保護者向けの教育コンテンツサイト「学研キッズネット」のコンテンツが体験できる。今回は子どもたちが「なぜ?」「どうして?」と興味をひく身近な科学カテゴリの中から、天気、宇宙、エネルギーの三つのジャンルの学びを提供する。「Romi」とのコミュニケーションを通じて、子どもたちのより深い関心を引き出す。

【出展概要】
イベント名:「EDIX東京2025」(https://www.edix-expo.jp/tokyo/ja-jp.html
期間:4月23日(水)~4月25日(金)10:00~18:00 ※最終日のみ17:00終了
場所:東京ビッグサイト 南展示棟
内容:
・コラボレーションモデルの開発版を展示
・一部機能のデモ体験
参加方法(無料):主催HP「【無料】来場登録をする」から登録

株式会社MIXI
https://mixi.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社MIXI
設立
1997年11月
代表者
代表取締役社長 木村 弘毅
決算期
3月
直近業績
売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2121
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