グリー<3632>と、韓国のコンテンツ産業振興機関である韓国コンテンツ振興院（KOCCA）は、この日（12月12日）、コンテンツ産業の発展のためにKOCCAが進めている「Mobile Game Global Publishing」事業の一環として、「GREE」において、36タイトルのスマートフォン向けソーシャルゲームを配信することを決定した、と発表した。
KOCCAでは、韓国のコンテンツ産業振興を目的に2009年5月に設立された政府系機関だが、現在、「Mobile Game Global Publishing」事業で、約40億ウォン（約2億7000万円）を投じ、韓国企業が開発したモバイルゲームのグローバル進出を支援している。今回、「GREE」で配信されるコンテンツは、いずれもKOCCAの審査を通過したタイトルで、今後、RPGやソーシャルネットワークゲーム、アーケード、アクション、シミュレーションなどの様々なジャンルのタイトルを提供する予定。
■韓国コンテンツ振興院 院長 ホン サンピョ氏のコメント
今回の提携において、韓国のモバイルゲームに関する技術と先進性が、世界有数のモバイル向けソーシャルゲームプラットフォームを運営するグリーにも認められ、大変嬉しく思います。KOCCAは今後も、日本をはじめとしたグローバル市場の開拓を行い、コンテンツ輸出支援を拡大していきます。
■グリー執行役員 アジアパシフィック事業本部長 兼 GREE Korea CEO 天野雄介氏のコメント
韓国の政府系機関であるKOCCAと提携し、現地の高品質で優れたコンテンツを日本のユーザーの皆さまへ提供できることを大変光栄に思います。今後、このような取り組みを通じて、韓国をはじめ、世界中のコンテンツ産業の活性化に貢献してきたいと思っています。
