KLab、第1四半期(1~3月)決算は売上高45%減、6億5800万円の営業赤字を計上 『シャニライ』終了など運営タイトル数の減少が響く

  • KLab<3656>は、5月9日、2024年12月期の第1四半期(1~3月)の連結決算を発表、昨年12月に『うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live』のサービスを終了するなど運営タイトル数が減少した影響が大きく、大幅減収・赤字幅拡大となった。

    なお、最終損益で赤字幅が膨らんでいるのは、EAと協業の新作『EA SPORTS FC TACTICAL』のリリース遅れに伴い、繰延税金資産4億5300万円を取り崩したことが影響している。

    売上高15億8100万円(前年同期比45.3%減)
    営業損益6億5800万円の赤字(前年同期3億800万円の赤字)
    経常損益6億1000万円の赤字(同3億2800万円の赤字)
    最終損益10億9600万円の赤字(同3億6500万円の赤字)

    『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』は、海外版の周年キャンペーンの反動減がありつつも前年同期比で同水準の売上高を確保した。一方で、『BLEACH Brave Souls(ブレソル)』は、1月から3月にかけて商材の売れ行きが軟調に推移したことから、日本版、海外版ともに売上が減少した。

    そうした中で、人件費、外注費、業務委託費などのコスト抑制に努めたものの、売上高の減少分をカバーできず、各利益項目ともに赤字が継続した。

  • ■通期業績予想は引き続き非開示

  • 2024年12月期通期の連結業績予想は、合理的な業績予想の算出が困難であるため、引き続き非開示としている。

  

【追記】
業績推移のグラフは以下のとおり。

KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
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