ガンホー、未成年利用者の保護を強化…利用金額の上限設定やコールセンター開設

ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>は、4月5日、日本オンラインゲーム協会(JOGA)が公表した「スマートフォンゲームアプリケーション運用ガイドライン」に賛同するとともに、未成年ユーザーの利用金額の上限の設定、「スマートフォンゲームアプリケーション専用のコールセンター」を開設したと発表した。 ガンホーは、JOGAの公表したガイドラインに則り、ゲームアプリ内での啓蒙活動の強化に取り組むとともに、6月以降、『パズル&ドラゴンズ』、『ケリ姫スイーツ』、『戦国テンカトリガー』などで、未成年者の1カ月あたりの利用上限額について、16歳未満は5000円まで、20歳未満は2万円までにする、としている。今後、アイテム課金を採用する新作スマートフォンゲームには原則導入する方針。 また、上記施策が実装されるまでの期間、未成年者の利用に関する取り消しの請求があった場合、個別に対応する方針。同社でも、スマートフォン市場の拡大に伴い、未成年者の利用が急速に増加している中、未成年者の利用に対する問い合わせの増加しつつあるという。 さらに、ユーザーからの問い合わせにいち早く解決するために、メールによるサポートに加え、4月1日より、「スマートフォンゲームアプリケーション専用コールセンター」を開設した。年中無休で、10時から18時まで受け付けるとのこと。