バンダイナムコゲームス、シンガポールとバンクーバーに開発拠点を設立

バンダイナムコゲームスは、本日（4月11日）、子会社バンダイナムコスタジオがシンガポールとカナダのバンクーバー市に海外子会社「NAMCO BANDAI Studios Singapore Pte. Ltd.」と「NAMCO BANDAI Studios Vancouver Inc.」を設立し、6月より業務を開始すると発表した。 今回設立された拠点は、バンダイナムコスタジオとの連携のもと、国内から派遣するヒットタイトル開発経験を多数有するスタッフと、地域の市場・トレンドを深く理解する現地採用スタッフが協働して、ゲーム開発を行う予定。 また現地の行政機関、教育機関との産学官連携による人材の育成・獲得や、開発コンテンツの品質向上のため、地域の開発協力会社との連携を深め、グローバルで通用するコンテンツが開発できる環境を中長期的に構築していく、としている。   ■NAMCO BANDAI Studios Singapore バンダイナムコスタジオにおけるアジア地域の開発統括拠点と位置づけ、周辺各国に所在する開発協力企業との関係強化、アジア・太平洋地域を中心とするユーザーに向けたコンテンツを開発する。シンガポール政府、教育機関との連携を通じた人材の育成・獲得を進めるとともに、発展途上にある地域ゲーム産業の活性化に貢献していく。 大下 聡氏が代表取締役社長に就任する。   ■NAMCO BANDAI Studios Vancouver 北米・欧州地域を中心とするユーザーに向けたコンテンツ開発を行う。バンクーバー市街地近くの地域 4 大学の連合によるデジタルメディア人材育成を専門とする大学院「The Center for Digital Media（CDM）」のキャンパス内に設置。これにより、CDMとのパートナーシップを通じた人材の育成・獲得を進めるとともに、次世代の「遊び」の開発を行っていく。また行政機関、CDM以外の教育機関との産学官連携、地域企業との協業を行う。代表取締役社長には、中谷 始氏が就任する。