ジャフコ、2013年3月期は営業益3.8倍…IPOの活況でキャピタルゲイン伸びる

ジャフコの企業ロゴ国内ベンチャーキャピタル最大手のジャフコ<8595>は、この日(4月19日)、2013年3月期の連結決算を発表し、売上高220億7200万円(前期比11.5%増)、営業利益80億0700万円(同283.8%増)、経常利益90億2800万円(同149.3%増)、当期純利益65億8300万円(同7.8%増)だった。  

ジャフコの2013年3月期決算

    株式市場の回復とIPOの活性化に伴い、投資先のIPO社数は国内20社(前期17社)、海外6社(同2社)の合計26社(同19社)と増加したことに加え、M&Aやバイアウト投資先のEXIT(売却)が収益に貢献した、としている。上場株式のキャピタルゲインは、前期29億8400万円から73億8400万円に大幅に増加した。また、投資損失引当金の繰入も引き続き低水準だった。 なお、投資実行額については、72社・総額209億5400万円だった。前期の107社・230億9100万円との比較では減少した。アジアや米国でも積極的に投資した、としている。