SE H&I、2011年3月期の純損益予想を2.98億円の赤字に下方修正

SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ(SE H&I)<9478>は、本日(4月21日)、2011年3月期の連結業績予想を下方修正し、売上高75億8400万円(前回予想80億円)、営業利益1億6100万円(同3億円)、経常利益2700万円(同2億円)、当期純損益2億9800万円の赤字(同8000万円の黒字)とした。

従来計画との比較では、売上高が5.2%減、営業利益が46.3%減、経常利益が86.5%減となる。

同社では、売上高については、東日本大震災発生による受注案件の失注や見送り、入札案件の中止、店舗の一部休業などを主因として、前回予想を下回る見込みとなった、としている。

営業利益と経常利益については、売上高の減少に加え、教育・人材事業の赤字幅が拡大したこと、投資損失が1700万円発生したことなどが主な要因。

また、当期純損益の赤字修正の要因については、3億2900万円の災害関連特別損失を計上するため。東日本大震災で、書籍販売が低迷することが予想されるため、1億5600万円の製品処分を行ったほか、ネットカフェ減損損失などを行うとのこと。