クックパッド、2013年4月期は営業益41%増…有料会員と広告収益の伸びで

クックパッド<2193>は、6月7日、2013年4月期決算を発表し、売上高49億円(前期比27.4%増)、営業利益26億円 (同7.1%増)、経常利益27億円(同41.6%増)、当期純利益16億円(同45.6%増)だった。売上高、利益ともに過去最高となった。     同社では、会員事業でプレミアム会員数が順調に増加し、95万人を突破するなど会員数が順調に伸びたことに加え、広告事業においてディスプレイ広告が伸長したため、としている。会員事業、広告事業ともに過去最高の売上となったとのこと。   ■会員事業は、売上高30億円(同29.2%増)だった。会員数の増加については主にスマートフォンからの利用者の増加によるもの、としている。決算説明会資料によると、スマートフォンからの利用者数がPCからの利用者数を上回ったという。プレミアム会員の増加要因については、30日間無料で使えるおためしキャンペーンや、プレミアム献立・専門家厳選レシピなどの新サービスの追加が奏功したと説明している。       ■広告事業は、売上高19億円(同24.7%増)だった。従来よりも大きく、表現力のあるディスプレイを設置し、広告効果を高める施策に取り組んだほか、ネットワーク広告の掲載枠を増やしたことが主な要因。     ■2014年4月期の見通し 2014年4月期の業績予想は非開示。ただし、売上高と営業利益は前期を上回ると見込みとしている。