スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>は、12日、五反田電子商事、スマイルラボと共同出資で、インドネシアのスラバヤにおいて、子会社PT. SQUARE ENIX SMILEWORKS(スクウェア・エニックス・スマイルワークス)を設立したと発表した。
グループ初の東南アジア事業拠点として、ネットワークゲームの開発と運営を行う。プロジェクト第一弾として、グループのソーシャルゲームの運営やイラストの作成を行っているほか、スマイルラボが運営する仮想生活コミュニティ「ニコッとタウン」で展開しているミニゲームの制作もすでに行っているとのこと。今後はインドネシア向けに「ニコッとタウン」も提供する予定。
同社によると、インドネシア市場は、経済成長に伴う富裕層・中間層の増加により購買力、消費意欲が高まっており、消費拡大による経済の活性化が急速に進展。これに伴い、ネットワークゲーム市場の急激な拡大が見込まれることから、今回、子会社を設立することにした、としている。
なお、出資比率は、スクウェア・エニックス・ホールディングスが51%、スマイルラボが15%、五反田電子商事が34%となっている。五反田電子商事は、オイシックスの子会社からMBOにより独立した企業で、インドネシアを中心としたオフショア開発、インドネシア富裕層向けに錦鯉などの日本プレミアム商品の紹介などを行っているほか、日本企業のインドネシアリサーチ・進出支援事業などを手掛けている。
http://www.square-enix-smileworks.com/en/
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)