1月13日付けの日経産業新聞は、ソフト開発の米ウェブプラスが、福岡のIT企業などに投資するファンド「ウェブプラスベンチャーズファンド」を新設する、と報じている。
報道によれば、月内にも日本法人を設立し、2月から運用を始める、とのこと。米国の金融機関や年金基金などから資金を集め、その規模は総額1000万ドル(約9億円)とする予定。ウェブプラスは日本初進出となる。
投資先は主に、アプリやソーシャルゲームなどデジタルコンテンツを手掛けるIT関連企業を中心とし、投資期間は5年程度。まず十数社に出資する計画だという。
なお、ウェブプラスでは、有望企業を発掘し、出資や経営ノウハウの提供などを通じて企業価値を高めた後に保有株式を売却し、投資資金を回収する、としている。