ベクター<2656>は、本日(7月23日)、第1四半期(4~6月期)の決算を発表し、営業収益5億4100万円(前年同期比4.7%減)、営業損益7000万円の赤字(同9000万円の赤字)、経常損益7000万円の赤字(同8800万円に赤字)、四半期純損益5700万円の赤字(同1億1600万円の赤字)だった。減収・赤字幅縮小となった。
同社では、サーバーへの不正アクセス事案への対応を終結させ、信用回復を図ってきたが、その影響は大きく、事案発生以前の水準までに回復することはできなかった、としている。オンラインゲーム事業では、当初見込んでいた規模の営業収益を確保できなかった複数のタイトルがあったとのこと。
オンラインゲームについては、クライアントダウンロード型が9タイトル、ブラウザゲームで7タイトル配信している。またiOS向けゲームアプリとして、「アルカナ・マギア」の配信も開始した。
■第2四半期の見通し
第2四半期の業績予想は、営業収益11億6700万円(前年同期比1.3%減)、営業損益1億4300万円の赤字(前年同期2億2000万円の赤字)、経常損益1億4400万円の赤字(同2億1600万円の赤字)、四半期純利益1億3900万円の赤字(同2億6300万円の赤字)を見込む。