セプテーニHDの第3四半期は純利益105%増…株式売却益と広告事業の好調で

セプテーニ・ホールディングス<4293>は、本日(8月1日)、第3四半期累計(2012年10月~2013年6月期)の連結決算を発表し、売上高340億1000万円(前年同期比比10.1%増)、営業利益10億9400万円(同7.0%減)、経常利益12億2200万円(同2.6%減)、四半期純利益9億1000万円(同105.4%増)となった。     成長分野であるスマートフォン向け広告の取扱高が大きく伸長したほか、Facebook関連事業についても急拡大するなどネットマーケティング事業が大きく伸びたものの、ソーシャルゲームやモバイルコンテンツを配信するメディアコンテンツ事業が低迷したため、全体としては営業減益となった。 セグメント別の業績は、ネットマーケティング事業が売上高290億1700万円(同16.2%増)、営業利益14億3500万円(同48.9%増)だった。また、メディアコンテンツ事業は、売上高27億2400万円(同16.1%減)、営業損益2億0200万円の赤字(前年同期2億7100万円の黒字)だった。 純利益がプラスとなっているが、これは特別利益として、子会社株式売却益と、投資有価証券売却益を計上したことによる。   ■2013年9月期の見通し 2013年9月期通期では、売上高458億1000万円(前期比10.8%増)、営業利益15億7400万円(同3.0%増)、経常利益17億1200万円(同4.5%増)、四半期純利益11億9000万円(同75.7%増)を見込む。