ミクシィ、第1四半期は赤字転落…広告収益とゲーム課金の落ち込みで

ミクシィ<2121>は、本日（8月9日）、第1四半期（4-6月期）の連結決算を発表し、売上高21億4400万円（前年同期比39.4％減）、営業損益8400万円の赤字（前年同期8億8900万円の黒字）、経常損益1億9300万円の赤字（同8億7100万円の黒字）、四半期純損益2億5300万円の赤字（同5億6200万円の黒字）だった。       SNS「mixi」を中心とするソーシャルネット事業の収益低迷が影響した。同事業の業績は、売上高18億7700万円（同42.8％減）、セグメント利益3億9500万円（同67.5％減）だった。 スマートフォン版「mixiゲーム」をリニューアルし、今後収益貢献が見込まれるものの、5月リニューアルだったこともあり、収益への寄与は限定的だった、としている。またフィーチャーフォン向けの課金売上や、広告売上の減少も続いた。課金売上高は同24.4％減の14億0400万円、広告売上は同66.9％減の4億7200万円だった。     また求人サイト「Find Job!」については、売上高が5.2％減の2億2600万円、セグメント利益が同11.6％減の1億8100万円だった。   ■2014年3月期の見通し 2014年3月期は、売上高120～135億円（前期比5.0％減～6.9％増）、営業利益10～20億円（同61.2％～22.3％減）、経常利益10～20億円（同62.0％～23.9％減）、当期純利益5～11億円（同69.8％～33.6％減）を見込む。