モブキャスト、4-6月期は赤字転落…先行投資や販売アイテム不足による機会損失で

モブキャスト<3664>は、本日(8月9日)、第2四半期累計(1~6月期)の連結決算を発表し、売上高26億円(前年同期比13.9%増)、営業利益6000万円(同85.1%減)、経常利益5300万円(同86.5%減)、四半期純利益200万円(同99.1%減)だった(前期は単独のため、前期との比較は参考値)。 また、4―6月期は、売上高12億9800万円(前四半期比0.3%減)、営業損益5000万円の赤字(前四半期6000万円の黒字)、経常損益5700万円の赤字(同5300万円の黒字)、四半期純損益4300万円の赤字(同200万円の黒字)だった。       第2四半期は赤字となったが、同社ではこの点について、販売アイテム不足による機会損失が発生したことに加え、正式オープン化の遅れ(パートナー誘致)、下期に向けた積極的な広告展開による販管費の増加が主な要因としてあげている。第2四半期について「仕込みの時期」と位置づけているという。     ■2013年12月期の見通し 2013年12月期は、売上高80億円(前期比62.2%増)、営業利益17億5000万円(同55.3%増)、経常利益17億円(同52.2%増)、当期純利益10億円(同54.3%増)を見込む(前期は単独のため、前期との比較は参考値)。従来予想からの変更はなし。       同社では、8月以降、ネイティブアプリとして、「みんなのプロ野球(仮)」や「ドラゴン★スピン」をリリースするとともに、ブラウザ型として「モバイルグランプリ(仮)」を投入する計画だ。     また、「mobcast」上では、外部ディベロッパー13社のゲームを20タイトルを投入する予定。世界的スポーツゲームメーカーとの契約予定や、ビッグメーカーとの共同開発案件が進捗しているという。 このほか、海外展開については、「モバサカ」日韓戦を11月に開始するほか、「モバプロ韓国版」、「モバサカ2.0(ネイティブ化)」、欧州ビッグパブリッシャーとの配信契約を締結する予定。
株式会社モブキャストホールディングス
https://mobcast.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社モブキャストホールディングス
設立
2004年3月
代表者
代表取締役CEO 藪 考樹
決算期
12月
直近業績
売上高33億7100万円、営業損益4億2800万円の赤字、経常損益4億3600万円の赤字、最終損益3億8000万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3664
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