デジタルガレージ、13年6月期は経常益13%増…持分法投資利益と為替差益の計上で

デジタルガレージは、本日(8月13日)、2013年6月期の連結決算を発表し、売上高279億6400万円(前期比87.6%増)、営業利益13億2200万万円(同18.5%減)、経常利益30億7800万円(同13.6%増)、当期純利益27億1500万円(同28.9%増)となった。営業利益は減益となったものの、売上高、経常利益、当期純利益は増益となった。       Eコマースの決済ソリューションを手がけるベリトランスがグループ入りしたことに伴い、売上高と営業利益の面で大きく寄与したものの、インキュベーション事業で保有株式の売却が前年同期と比べて減少したため、全体としては減収・営業減益となった。 経常利益は2ケタの伸びとなったが、これは持分法投資利益13億6100万円と、保有する外貨建資産の評価替で発生した為替差益4億9900万円を計上したことによる。最終利益については、子会社の株式の一部を売却したことによる関係会社株式売却益の計上が主な要因。 セグメント別の状況は、ペイメント事業が売上高144億1200万円(同285.9%増)、営業利益13億0300万円(同137.1%増)、マーケティング事業が売上高110億4300万円(同29.0%増)、営業利益4億7200万円(同7.5%減)、インキュベーション事業が売上高25億0900万円(同3.9%減)、営業利益2億9000万円(同82.2%減)だった。   ■2014年6月期の見通し 2014年6月期は、連結売上高320万円(前期比14.4%増)、営業利益18億円(同36.1%増)、経常利益35円(同13.7%増)、当期純利益21億円(同22.7%減)を見込む。