アクセルマーク<3624>は、100%子会社のアクセルビートを解散することを決定するとともに、保有するアクセルビートに対する債権の一部について債権放棄をする見込みと発表した。8月下旬にアクセルビートの株主総会で解散決議と精算手続きを開始し、10月以降に精算完了となる予定。
アクセルマークでは、解散の理由について、アクセルビートは、東南アジアを中心として海外キャリア向けの検索エンジンの提供と新規事業開発を推進してきたが、事業化と収益化に相当の時間を要すると判断し、グループとして経営効率化の観点から解散することにした、と説明している。
なお、アクセルマークのアクセルビートに対する債権は、短期貸付金1億2000万円とその他400万円の合計1億2400万円。債権の取立不能見込額については、すでに貸倒引当金を計上しているため、当期の業績に与える影響は軽微とのこと。業績予想は変更しない。
会社情報
- 会社名
- アクセルマーク株式会社
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 松川 裕史
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3624