【ビデオリサーチインタラクティブ調査】スマートフォン所有比率は49.2%に フィーチャフォンを初めて上回る 女性の所有率が増加

ビデオリサーチインタラクティブは、9月5日、スマートデバイスユーザーを抽出するための予備調査の結果を発表した。 これは、同社が9月末にリリースする、スマートフォンユーザーおよびタブレット端末ユーザーにおけるアプリや専用サイトなどのコンテンツの利用状況を把握する調査レポート「スマコン(SmartDevice Contents Report)vol.05」のための予備調査になるとのこと。 発表によれば、15~69歳のPCインターネットユーザーでのスマートフォンの個人所有率は、前回調査(2月)時点から9.0ポイント増加し、49.2%に達したとのこと。フィーチャーフォンの個人所有率は46.0%で、スマートフォン所有率がフィーチャーフォン所有率を上回った。  

【スマートフォン、携帯電話/PHSの所有率 時系列推移】

    ■女性のスマーフォン所有率が上昇 スマートフォン所有率を性別でみると、引き続き女性で伸長し、男性49.6%、女性48.9%とほとんど差がなくなっている。年齢別では、男女とも15~19才のスマートフォン所有率が大きく伸び、5回目の調査ではじめて20代のスマートフォン所有率を上回ったという。また、スマートフォンは、若年層ほど所有率が高く、フィーチャーフォンは若年層ほど所有率が低くなっている。  

【スマートフォン、携帯電話/PHSの性・年齢別所有率】

      ■学生のスマートフォン所有率が高い 職業別でスマートフォン所有率は、ティーン層の普及度合いを反映し、女子学生(81.7%)と男子学生(72.0%)の高さが目立つ。一方、主婦は前回調査にくらべ8.9ポイント増加しているものの、所有率は38.8%と相対的に低くなっている。  

【スマートフォンの職業別所有率 】

    タブレット端末の個人所有率は、前回調査時点より3.3ポイント増の14.5%となり、前回の11.3%から上昇した。爆発的に伸びているわけではないが、着実に増えている印象である。性別では、男性18.3%・女性10.5%となった。  

【タブレット端末の所有率 時系列推移(全体) 】

  なお、この調査は、8月23日~27日の期間、15~69歳のPCインターネットユーザーを対象にWeb調査で行われた。サンプルサイズは2万1967件だった。このうち、「スマコン(SmartDevice Contents Report) vol.05」の調査対象は5000件だった。     ■関連サイト プレスリリース