サイバーエージェント<4751>は、本日(10月1日)、アドテクノロジー分野におけるサービスの開発強化を目的に、専門部署となるアドテク本部を設立した。アドテク本部の責任者には、サイバーエージェント取締役の内藤貴仁氏が就任する。
アドテク本部は、グループの各サービスの開発部門を横断して組織化する専門部署として設立され、エンジニアの横断組織であるアドテクスタジオを設置する。
同社によると、これまでアドネットワークやリワード広告、広告効果測定システムといったアドテクノロジー分野の技術開発は、各子会社が行っていたが、関連するエンジニアを組織化することで開発効率を上げ、各サービスの技術力と精度強化を図り、競争力の強化を図る。
さらに、新たに100名のエンジニアを採用し開発体制を強化するほか、エンジニアの技術力向上をサポートする環境づくりや、新たな制度の導入を行っていく。
■内藤貴仁氏プロフィール
2001年 株式会社サイバーエージェント入社。入社来、インターネット広告事業において、検索連動型広告専門子会社の立ち上げに携わったほか、「AMoAd」や「CAリワード」、「CAMP」、検索連動型広告向け統合型運用プラットフォーム「Search Suite」などアドテクノロジー分野におけるサービス開発に携わる。2010年にインターネット広告事業管轄取締役に就任、2011年からはスマートフォン向けコミュニティ&ゲーム「Ameba」における新サービス開発を管轄。このたび、インターネット広告事業管轄に戻り、アドテクノロジー分野のサービス強化を図る。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751