トーセ<4728>は10月11日、2013年8月期通期連結決算を発表した。ゲームソフト開発事業において徹底した開発原価の低減を推し進め、7月に上方修正した利益計画を上回る実績を達成した。受注に至らなかった案件や来期以降に期ずれした案件などが複数発生したものの、良好な受注環境を背景にパチンコ関連などで代替案件を受注・開発完了できたため、売上高も伸びた。
売上高は54億円(前の期比4.2%増)、営業利益5億3500万円(同18.6%増)、経常利益6億200万円(同24.1%増)、当期純利益4億7000万円(49.9%増)だった。
セグメント別の業績は以下の通り。
(1)ゲームソフト開発事業:売上高は40億3800万円(前の期比4.9%増)、営業利益は4億8100万円(同36.2%増)。パチンコ・パチスロ関連の受注良好などで開発案件の売上高は36億8500万円だった。運営案件の売上高は2億3400万円。大型ソーシャルゲーム案計の運営業務を実行した。ロイヤリティ売上高は、海外向けタイトルやパチンコ・パチスロ案件が順調に推移したため、1億1800万円だった。
(2)モバイル開発事業:売上高は10億8000万円(同1.8%減)、営業利益は5700万円(同41.9%減)。一部ソーシャルゲーム案件で運営業務が難航し、改善活動で原価が膨らんだ。開発売上は7億100万円、運営売上は2億6500万円、ロイヤリティ売上は1億1300万円だった。
(3)その他事業:売上高は3億4100万円(同17.3%増)、営業損失400万円(前の期は営業損失100万円)だった。子会社でカラオケ楽曲配信事業やニンテンドーゾーン事業などを手掛ける。パソコン向けアバター制作業務が好調で、家庭用カラオケ楽曲配信事業では「Wii U」向けサービスを開始した。一方、ニンテンドーゾーン事業における開発・運営売上が低調だった。
同時に14年8月期通期の予想を開示した。売上高は57億円(5.1%増)、営業利益は3億9000万円(27%減)、純利益は1億7300万円(63.1%減)を見込む。次世代の据え置き型ゲーム機向けソフトの開発意欲が高まることや、スマートフォンアプリを中心とするモバイル市場の拡大を期待している。一方、東南アジア市場に向けたコンテンツ配信事業の拡大のため、先行投資を見込む。
■関連リンク
・適時開示情報
売上高は54億円(前の期比4.2%増)、営業利益5億3500万円(同18.6%増)、経常利益6億200万円(同24.1%増)、当期純利益4億7000万円(49.9%増)だった。
セグメント別の業績は以下の通り。
(1)ゲームソフト開発事業:売上高は40億3800万円(前の期比4.9%増)、営業利益は4億8100万円(同36.2%増)。パチンコ・パチスロ関連の受注良好などで開発案件の売上高は36億8500万円だった。運営案件の売上高は2億3400万円。大型ソーシャルゲーム案計の運営業務を実行した。ロイヤリティ売上高は、海外向けタイトルやパチンコ・パチスロ案件が順調に推移したため、1億1800万円だった。
(2)モバイル開発事業:売上高は10億8000万円(同1.8%減)、営業利益は5700万円(同41.9%減)。一部ソーシャルゲーム案件で運営業務が難航し、改善活動で原価が膨らんだ。開発売上は7億100万円、運営売上は2億6500万円、ロイヤリティ売上は1億1300万円だった。
(3)その他事業:売上高は3億4100万円(同17.3%増)、営業損失400万円(前の期は営業損失100万円)だった。子会社でカラオケ楽曲配信事業やニンテンドーゾーン事業などを手掛ける。パソコン向けアバター制作業務が好調で、家庭用カラオケ楽曲配信事業では「Wii U」向けサービスを開始した。一方、ニンテンドーゾーン事業における開発・運営売上が低調だった。
同時に14年8月期通期の予想を開示した。売上高は57億円(5.1%増)、営業利益は3億9000万円(27%減)、純利益は1億7300万円(63.1%減)を見込む。次世代の据え置き型ゲーム機向けソフトの開発意欲が高まることや、スマートフォンアプリを中心とするモバイル市場の拡大を期待している。一方、東南アジア市場に向けたコンテンツ配信事業の拡大のため、先行投資を見込む。
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会社情報
- 会社名
- 株式会社トーセ
- 設立
- 1979年11月
- 代表者
- 代表取締役会長 齋藤 茂/代表取締役社長 渡辺 康人
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高46億1500万円、営業損益5億2200万円の赤字、経常損益5億100万円の赤字、最終損益2億6000万円の赤字(2024年8月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4728