ゼンリン、「Startup Weekend」に協賛 参加するゲーム開発者に位置情報コンテンツを無償公開

ゼンリンは、10月18日~10月20日の期間、福岡市で開催される起業体験イベント「Startup Weekend for Game Contents 2013 in Fukuoka」に協賛し、ゲームコンテンツの開発に活用できる位置情報コンテンツを無償で公開すると発表した。

Startup Weekendは、日本を含め世界約110カ国、470都市以上で開催されている起業体験イベント。毎回100名を超える起業を目指す有志が集まり、その場でチーム作りをしながら金曜日の夜から日曜日までの限られた時間でアイデアを新規事業へと練り上げ、プレゼンテーションを行う。

そのプレゼンテーションを起業支援の専門家などが審査し、その様子や内容がオープンに広まることで、実際の起業や資金調達のチャンスにつなげることができる。今回のStartup Weekendは、ゲームコンテンツの開発で起業するというテーマとなっている。

ゼンリンは、ゲームなどの開発を手がける企業に位置情報コンテンツを提供しているが、位置情報コンテンツとエンターテイメントを融合させた新たなサービスの開発に可能性を感じており、今回の協賛に至った、としている。

協賛の内容は、WEBサービス、スマートフォンアプリ制作に便利な地図ASPサービス「いつもNAVI開発キット(API/CGI)」とゲーム開発プラットフォーム「Unity」で活用可能な3D地図データ「Walk eye Map」を参加者が自由に使えるよう、イベント期間限定で無償公開する。

また、位置情報コンテンツを利用し制作された作品の中から優れた作品を開発した個人または団体を『ゼンリン賞』として表彰し、イベント終了後も引き続きスタートアップの支援を行うとのこと。



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