コーエーテクモHD、9月中間期の経常益を130億円から200億円に大幅上方修正 リピート販売やスマホゲームの収益増加、金融収益も計画上回る
コーエーテクモホールディングス<3635>は、10月21日、第2四半期累計連結業績予想の上方修正を行い、売上高350億円(前回予想380億円)、営業利益100億円(同80億円)、経常利益200億円(同130億円)、最終利益150億円(同100億円)、EPS47.5円(同31.68円)とした。
・売上高:350億円(前回予想380億円)
・営業利益:100億円(同80億円)
・経常利益:200億円(同130億円)
・最終利益:150億円(同100億円)
・EPS:47.49円(同31.68円)
従来予想からの修正率は、売上高7.9%減、営業利益25.0%増、経常利益53.8%増、最終利益50.0%増となっている。
・売上高:7.9%減
・営業利益:25.0%増
・経常利益:53.8%増
・最終利益:50.0%増
同社では、既存タイトルが中心となったが、計画と比べてパッケージゲームのリピート販売やスマートフォンゲームの収益が増加したことに加え、費用が減少したことから営業利益を引き上げた、としている。
また、金融市場の動向を注視しながら運用を行ったことで、営業外収支が計画を上回る見込みとなり、経常利益と最終利益も増額した。
なお、2025年3月通期の連結業績予想については、第3四半期以降にかけて発売を予定している複数の新作パッケージタイトル、世界経済や金融市場の動向を考慮し、当初予想を据え置いた。
【追記】
四半期業績のグラフを追加した。
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635