ポールトゥウィン、品川スタジオと名駅スタジオを新設…スマホ・家庭用ゲームソフトのデバッグ需要拡大に対応

ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス<3657>は、10月24日、ゲームのデバッグ（不具合検出）や検証業務などを手掛けるポールトゥウィンが11月1日より、品川スタジオ（東京）、名駅スタジオ（愛知県）の2つのスタジオを新設すると発表した。

近年、ゲーム業界では、スマートフォンの普及拡大により、従来のブラウザを経由して遊ぶソーシャルゲームに加え、ユーザーが直接ダウンロードをして遊ぶスマートフォン向けのネイティブアプリが増加しゲーム内容が複雑化している。

また、2014年2月に「プレイステーション4」、2014年中に米マイクロソフトより「Xbox One」と新たな据置型ゲーム機が発売される予定で、家庭用ゲーム市場の活況が期待されている。さらにアミューズメント機器（パチンコ・パチスロ）市場でも、開発メーカー各社が演出性を高めた新機種の開発に注力している。

こうした市場環境のもと、スマートフォンをはじめとする各種モバイル向けコンテンツや家庭用ゲームソフト、アミューズメント機器のデバッグ業務の引き合いがさらに増加することが見込まれていることから、今後の受注拡大に対応するため、今回、スタジオを新設することにした、としている。

なお、品川スタジオ、名駅スタジオの新設により、国内スタジオは全国11ヵ所となる。内訳は、札幌、東京4ヵ所、横浜、名古屋2ヵ所、大阪、京都、福岡となる。