ソネットエンタテインメント<3789>が本日(5月9日)に発表した2011年3月期の連結決算は、売上高885億円(前期比17.1%増)、営業利益82億円(同24.9%増)、経常利益81億円(同30.0%増)、当期純利益36億円(同14.8%増)だった。
売上高については、FTTHを中心とする接続サービスの課金収入や連結子会社エムスリーの売り上げが伸びたことに加え、ソネット・メディア・ネットワークの業績改善も寄与した、としている。オンラインゲームの売り上げはマイナスだった模様。
また当期純利益については、関係会社ののれんの一部減損損失を計上したものの、投資有価証券売却益を計上した。
ソーシャルゲームについては、現在、「特殊部隊スピリッツ」、「童話スピリッツ」、「地球奪還スピリッツ」、「ネイビーウォーズ」、「共学ヒーローズ学園」の5タイトルを提供中。「童話スピリッツ」は、2010年12月よりサービスを開始し、2011年3月末で会員数は65万人となり、スマートフォン版の提供も開始した。
■2012年3月期の見通し
2011年3月期は、売上高945億円(前期比6.7%増)、営業利益100億円(同20.8%増)、経常利益104億円(同28.4%増)、当期純利益42億円(同14.7%増)を見込む。
同社では、ネットワーク事業における会員獲得の競争激化やバックヤード強化に伴う営業費用を見込んでいるものの、エムスリーやオンラインゲーム事業の売り上げの増加が見込まれる、としている。
会社情報
- 会社名
- ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
- 設立
- 1995年11月
- 代表者
- 代表取締役執行役員社長 渡辺 潤
- 決算期
- 3月