バンダイナムコHD、ネイティブアプリに10億円を追加投資 14年3月期下期に 今後の成長を見込む
バンダイナムコホールディングス<7832>は11月6日、都内で開いた記者会見・決算説明会で、2014年3月期下期(2013年10月~2014年3月)に、ネイティブアプリ開発に10億円を追加投資すると明らかにした。2014年3月期は、将来に向けた新IP(知的財産)の創設や海外拠点の設立など年間30億~40億円の投資を見込んでいたが、事業環境の変化に伴い、ネットワークコンテンツ事業の新規タイトル開発に追加で10億円を投資するという。投資対象はネイティブアプリとのこと。
石川祝男社長は記者会見で、ソーシャルゲームを含むネットワークコンテンツ事業について、「(プラットフォームなど)SNSゲームは現在の規模を維持しつつ、伸び始めている直置(じかおき)アプリ(=ネイティブアプリ)をSNS、オンラインに次ぐ柱に育てたい。伸びしろが見込める分野だ。スマートフォン向けのタイトルを増やしたい」と述べた。
傘下のバンダイナムコゲームスは10月にiOS/Android向けのアプリとして、『ドラゴンボールRPG少年編』やパズルRPG『ナイトガンダムパズルヒーローズ』をリリースしたが、これとは別に大型のネイティブアプリを2~3本、年明けに投入する予定だという。具体的なタイトルは公開されなかった。
同日、2014年3月期上期(4~9月)の連結決算を発表した(関連記事)。売上高は前年同期比3%増の2285億円、営業利益は5%減の263億円(同4.9%減)、四半期純利益は13%増の196億円と好調で、2014年3月期通期の連結業績予想を上方修正した。家庭用ゲームや映像音楽ソフト、ソーシャルゲーム・スマートフォン向けアプリなどのネットワークコンテンツが見通しを上回ったためという。
石川祝男社長は記者会見で、ソーシャルゲームを含むネットワークコンテンツ事業について、「(プラットフォームなど)SNSゲームは現在の規模を維持しつつ、伸び始めている直置(じかおき)アプリ(=ネイティブアプリ)をSNS、オンラインに次ぐ柱に育てたい。伸びしろが見込める分野だ。スマートフォン向けのタイトルを増やしたい」と述べた。
傘下のバンダイナムコゲームスは10月にiOS/Android向けのアプリとして、『ドラゴンボールRPG少年編』やパズルRPG『ナイトガンダムパズルヒーローズ』をリリースしたが、これとは別に大型のネイティブアプリを2~3本、年明けに投入する予定だという。具体的なタイトルは公開されなかった。
同日、2014年3月期上期(4~9月)の連結決算を発表した(関連記事)。売上高は前年同期比3%増の2285億円、営業利益は5%減の263億円(同4.9%減)、四半期純利益は13%増の196億円と好調で、2014年3月期通期の連結業績予想を上方修正した。家庭用ゲームや映像音楽ソフト、ソーシャルゲーム・スマートフォン向けアプリなどのネットワークコンテンツが見通しを上回ったためという。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコエンターテインメント
- 設立
- 1955年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 宇田川 南欧
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2896億5700万円、営業利益442億3600万円、経常利益489億5100万円、最終利益352億5600万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832