ユナイテッド、CPC(クリック単価)型のアドネットワーク「AdStir CPC」の海外版を配布開始

ユナイテッド<2497>は、CPC(クリック単価)型のアドネットワーク「AdStir CPC」の海外版の配布を開始したことを、「AdStir」カスタマーサポートメールで明らかにした。

「AdStir CPC」は、同社が独自案件(adPapri2)のほか、他社アドネットワークと連携して配信するため、収益性と案件バリエーション、双方に強いアドネットワークである。
 

■「AdStir CPC」の海外対応について


「AdStir」では、ユーザー端末の書式・言語設定によって、国内/海外ユーザーを判定し、それぞれで配信比率を変えられる仕組みを提供している。従来海外ユーザー向けの設定としては、メディアが個々にカスタムネットワークを設定する必要があった。(※カスタムネットワークとは、メディア様が各ネットワークと契約してAdStirを通して配信するアドネットワークのこと)

今回「AdStir CPC」を海外向けに提供開始したことによって、これまでマネタイズ出来ていなかった海外ユーザーのアクセスからも、手軽に収益を上げることが可能となった。
 

■注意点


「AdServer」やカスタムネットワークにて、メディア様が海外設定を個別に行っていない枠については、デフォルト設定として「AdStri CPC」の配信となる。

海外向けの「AdStir CPC」と、国内向けの「AdStir CPC」について、レポートの表示が合算での表示となる(将来的には分離した仕様に改修予定)。国内に比べて海外での収益性が低い場合、「AdStir CPC」の収益性が下がって見える可能性がある。

【例】
▼国内
imps:1,000,000imps
収益:30,000円
CPM:30円

▼海外
imps:100,000imps
収益:1,000円
CPM:10円

▼合計
imps:1,100,000imps
収益:31,000円
CPM:28.2円

上記の場合、従来は国内のみで30,000円の収益だったところ、海外impsを合算して31,000円の収益にUPするが、CPMは下がって見える。見た目のCPMは下がるが、これまで得られなかった収益がオンされる形となるため、メディアにとってはデメリットはない。

海外向けアドネットワークは、通例米ドルにてレポーティングされる。「AdStir」を経由した場合、同社にて暫定数値として円換算してレポーティングを行うため、支払タイミングとの為替差により、日別レポートと支払い明細での数値に乖離が発生する。また、支払い対象とならない無効クリックが発生した場合も、同様にレポートと支払明細との間に差が生じる場合がある。


■関連サイト

「adstir」公式サイト


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ユナイテッド株式会社
https://united.jp/

会社情報

会社名
ユナイテッド株式会社
設立
1998年2月
代表者
代表取締役社長兼執行役員 早川 与規/代表取締役兼執行役員 金子 陽三
決算期
3月
上場区分
東証グロース
証券コード
2497
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