人類滅亡が目的のSLG『伝染病株式会社』で大型アップデート実施…「シナリオモード」に黒死病や豚インフルエンザなど

Ndemic Creations社が放つ大人気シミュレーションゲーム『Plague Inc. - 伝染病株式会社』。本作は、プレイヤーが病原体となり、人類の抵抗に適応・進化させ、死に至る伝染病へと育て上げて、全世界の人類を滅亡していくのが目的だ。料金形態は買い切り制の100円(税込)。

そんな“ブラックユーモア”という表現も突き抜けた……怖いぐらいにリアルで戦略深いシミュレーションゲームの本作が、世界中で大ヒットを記録しているのは、もはや周知の事実だろう。しかし、日本では2012年6月頃から配信開始されている本作だが、国内で人気に火が点き始めたのは2013年9月17日頃。

■App Store 有料ランキング(2013年9月1日~11月27日調べ)

出所:App Annie

そんな本作が、11月25日に大型アップデートを実施。おもに内容は下記の4点だ。
 

■大型アップデート内容


1. シナリオ拡張パック
2. 新たなイベントと実績
3. 全てのデバイスでのパフォーマンス向上
4. 小規模のゲームバランス調整 / AI の改良/ バグ修正




なかでもシナリオモードでは、実在する伝染病や劇的に変化した世界を体験できる14ものステージが登場。黒死病や天然痘、H1N1 インフルエンザウイルスのほか、金融危機や地球温暖化など、さまざまなシチュエーションで新たな人類滅亡の過程を楽しめる。なお、こちらのシナリオに関しては、続々増えていくようだ。

【登場シナリオ】
・「黒死病」
・「どうでもいい」
・「アメリカ デフォルト」
・「人はみな平等」
・「全てをシャットダウン」
・「地球の双子」
・「地球温暖化」
・「外国人恐怖症」
・「天然痘」
・「氷河期」
・「海賊伝染病」
・「火山灰」
・「豚インフルエンザ」
・「黄金時代」

通常のゲームプレイに飽和したために向けた、今回のシナリオモード。コンテンツ増加に伴い、プレイヤーが各種アイテムの購入、ステージ解放などの課金タイミングにも拍車をかけていくだろう。現在、国内のApp Store有料ランキングでは、音楽ゲーム『Deemo』(関連記事)に首位を受け渡している状態が続いているが、トップに返り咲く日も近いだろう。




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