
サンリオ<8136>は、6月23日、2026年3月期の連結決算を発表し、売上高1940億8800万円(前の期比33.9%増)、営業利益778億5900万円(同50.3%増)、経常利益793億3500万円(同48.4%増)、最終利益546億0800万円(30.9%増)と大幅増収・増益だった。
・売上高:1940億8800万円(同33.9%増)
・営業利益:778億5900万円(同50.3%増)
・経常利益:793億3500万円(同48.4%増)
・最終利益:546億0800万円(同30.9%増)
同社では、国内外のライセンス事業や物販事業が好調に推移し、売上高、各段階利益ともに過去最高を更新した、としている。
日本国内では、物販事業において『ハローキティ』などの人気キャラクター商品が好調で、新規開店した店舗や限定商品が売上を押し上げた。テーマパーク事業では、「サンリオピューロランド」のアトラクション刷新やシーズンイベントが奏功し、購買客数と客単価が伸長した。海外でも、北米での複数キャラクター戦略や、中国・韓国・台湾などアジア地域での高い支持により、大幅な増収増益を達成した。
【国内物販・ライセンス事業】
物販事業では、2025年11月以降にインバウンド客数が減少したものの、国内客が大幅に増加したことで売上を押し上げた。2025年11月開店の「東京キャラクターストリート店」や同年12月開店の「原宿店」では、店舗限定商品が人気を博した。ライセンス事業では、『ハローキティ』の継続的な人気に加え、周年を迎えた『マイメロディ』『クロミ』『ポムポムプリン』が牽引し、飲料やアパレルなど幅広いカテゴリーで売上を伸ばした。
【テーマパーク事業】
「サンリオピューロランド」では、最大人気のアトラクション「Miracle Gift Parade」を10年ぶりに「The Quest of Wonders Parade」としてリニューアルし、話題を集めた。「PUROSPRINGPARTY」などのシーズンイベントが奏功し、平日・週末ともに集客が好調で、購買客数と客単価が伸長した。「ハーモニーランド」においても、イベント連動の限定商品や食事メニューが好調に推移し、増益に貢献した。
【海外事業の展開】
アジア地域では、中国での複数キャラクター戦略が奏功し、『クロミ』や『マイスウィートピアノ』が人気を博したほか、上海や北京の新店舗展開も売上増加に寄与した。北米では、SNSやYouTubeを通じた露出により認知度向上を図り、MLBやNHLなどのスポーツイベントへの参加を通じて顧客接点を拡大した。南米では、メキシコでの学用品やブラジルでの製薬会社とのコラボ商品(リップクリーム)がヒットするなど、各国の需要に合わせた展開が成果を上げた。
【今後の戦略とガバナンス】
映像配信およびデジタル領域の強化を目的に、IGポートとの資本業務提携やGugenkaの子会社化を実施した。2027年3月期中には、自社開発ゲームの発売を予定している。
元常務取締役による不適切な報酬受給事案を受け、代表取締役社長および専務取締役が報酬の一部を返納するとともに、グループ全体のガバナンス強化に向けた再発防止策を順次実行する。
■2027年3月期の見通し
2027年3月期の業績は、売上高2298億円(前期比18.4%増)、営業利益895億円(同15.0%増)、経常利益902億円(同13.7%増)、最終利益638億円(同16.8%増)、EPS52.62円を見込む。株価収益率は17.8倍となる。
・売上高:2298億円(同18.4%増)
・営業利益:895億円(同15.0%増)
・経常利益:902億円(同13.7%増)
・最終利益:638億円(同16.8%増)
・EPS:52.62円


会社情報
- 会社名
- 株式会社サンリオ
- 設立
- 1960年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 辻 朋邦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1444億400万円、営業利益518億600万円、経常利益534億5300万円、最終利益417億3100万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 8136




