ミクシィ、2011年3月期は営業益22%増の33億円-広告とアプリの課金収益が拡大

ミクシィ<2121>が本日(5月10日)発表した2011年3月期の連結業績は、売上高168億円(前期比24.1%増)、営業利益33億円(同22.5%増)、経常利益29億8900万円(同11.7%増)、当期純利益13億円(同5.6%増)だった。 主力のインターネットメディア事業の収益が拡大したことが主な要因だった。「mixiモバイル」の広告販売が順調に推移したほか、「mixiアプリ」に関連する広告・課金における収益化が進んだ、としている。課金収益の増加に伴う決済手数料の増加や事業拡大に伴う人件費の増加を吸収した。売上高161億円(前期比26.3%増)、セグメント利益48億円(同20.4%増)だった。売り上げに占める広告関連は133億円、課金売上は27億円だった。 また、「Find Job !」については、IT系の求人情報に特化することで、他社との差別化を図り、自社媒体である「mixi」を活用することで高い広告宣伝効果と広告宣伝費抑制を実現し、収益の拡大を図ったとのこと。売上高7億円(前期比35.2%増)、セグメント利益6億円(同44.9%増)だった。 ■2012年3月期の見通し 2012年3月期は、売上高190億円~205億円(前期比12.6%増~21.5%増)、営業利益34億円~38億円(同0.8%増~12.7%増)、経常利益33億円~37億円(同10.4%増~23.8%増)、当期純利益16億円~19億円(同19.4%増~37.4%増)を見込む。 同社では、サービス面では、ソーシャルサービスの拡大を目標とし、サービスの利用シーンと、利用者の拡大、つながり支援の強化等を行っていく。 ビジネス面では既存の広告・課金モデルの強化に加え、新しい広告モデルの開発やコマース領域にビジネスを拡大し、ソーシャルグラフを活用した収益化を目指すとのこと。
株式会社MIXI
https://mixi.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社MIXI
設立
1997年11月
代表者
代表取締役社長 木村 弘毅
決算期
3月
直近業績
売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2121
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