12月10日に出そろった広告代理店大手2社の2013年11月のネット広告売上高(月次)は、前年同月比23%増の85億円だった。電通(単体)と博報堂DYホールディングス(博報堂、大広、読売広告社の3社の合計)が発表している月次売上高から、インターネットとモバイル関連メディアの広告売上高を抜き出し、合計した。前年比での増加は11カ月連続。大手2社の動向を 見る限り、ネット広告は堅調さが続いている。一方、伝統的な4媒体(新聞、雑誌、ラジオ、テレビ)合計の売上高も増えており、同5%増の1217億円だった。こちらも前年比での増加は4カ月連続となった。
(注)電通単体と博報堂DYを合計
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・電通のIRサイト
・博報堂DYのIRサイト