【イベント】原田ひとみ、大坪由佳ら『ガールフレンド(仮)』の声優陣がサンタ衣装で登場! 寒さも寂しさも吹き飛ばしてくれた「聖櫻学園クリスマスパーティー」レポート
サイバーエージェント<4751>は、2013年12月22日(日)にベルサール秋葉原で、学園カードゲーム『ガールフレンド(仮)』の豪華声優たちが出演する公開イベント、「聖櫻学園クリスマスパーティー ~ガルフレサンタが秋葉原にやってくる?!~」を開催した。
イベント当日は、『ガールフレンド(仮)』に出演している水橋かおりさん、原田ひとみさん、藤田咲さん、内山夕実さん、大坪由佳さんがサンタクロースの格好で登場し、同作のシチュエーション劇を展開するほか、クリスマスにまつわる(?)エピソードトークや、『ガールフレンド(仮)』恒例の豪華プレゼントをかけた大じゃんけん大会などが実施。
本稿では、寒さや寂しさも吹き飛ばしてくれた、楽しくて愉快なパーティー(イベント)の模様を、嬉々としてお届けしよう。もうクリスマスなんて怖くない!
■そもそも『ガールフレンド(仮)』とは?
『ガールフレンド(仮)』は、サイバーエージェント<4751>が提供するスマートフォン向け学園カードゲーム。学園を舞台に様々なキャラクターの女の子との出会いを楽しみながら、数々のイベントや試練に挑んでいく。
本作の最大の特徴は、堀江由衣さんや田村ゆかりさん、茅野愛衣さん、佐藤聡美さんなど、総勢80名以上の豪華声優陣が出演していることであり、ゲームのあらゆる場面で女の子の声を聴きながらゲームを進められる点だ。
2012年10月29日の提供開始以来、会員数を伸ばし、2013年12月4日に350万人を突破した。
■始発組も出た大盛況の『ガルフレ』イベント
当日ベルサール秋葉原には、木枯らし吹き荒れる寒いなかにも関わらず、数百名以上もの『ガールフレンド(仮)』ファンが集まった。なお、本イベントは先着順であったため、入場整理券を求めて、早い人は始発前から並んでいたとのこと。そして11時の時点で配布券約500名分が完了し、結果立ち見が出る大盛況となった。
さて、イベントでは、姫島木乃子(ひめじまきのこ)役の水橋かおりさん、望月エレナ(もちづきえれな)役の原田ひとみさんが司会を担当。じつはおふたり、『ガールフレンド(仮)』の公式ラジオ番組「ガルフレラジオ」のパーソナリティーでもお馴染みのコンビである。サンタの格好で登場した水橋さんと原田さんに対して、来場者の歓声で本イベントの幕が上がった。
冒頭では、水橋さんが「ダチャン(原田さんのあだ名:第3段階)は今年一年間頑張りましたかな…?」という質問に対して、原田さんが「はい!頑張りました!」と勢いのある返事で答えると、水橋さんから突然のクリスマスプレゼントが贈られた! ……しかし(苦笑)。
とまあ……そのプレゼントというのは、原田さんが演じる望月エレナがデザインされた大胆な抱き枕。プレゼントが渡されると、客席からは歓声と拍手が鳴り響き、そのなかで水橋さんは「その抱き枕に入っていただいて、“中の人”になってください」と冗談を飛ばし、さらに会場に笑いを誘った。ふたりの息ピッタリな“掴み”で、寒空のなか訪れた来場者が入る会場も徐々にヒートアップ。
そして、ここでゲストとして、本作の出演声優陣である「スイッチ大好きな放送部員」・押井知(おしいとも)役の藤田咲さん、「根暗な残念系美人」・栢嶋乙女(かやしまおとめ)役の内山夕実さん、「BL大好き腐女子」・掛井園美(かけいそのみ)役の大坪由佳さんが登壇。
▲左から声優の水橋かおりさん、原田ひとみさん、藤田咲さん、内山夕実さん、大坪由佳さん。
■オタク&変人キャラクターが繰り広げる「聖櫻学園クリスマスミニドラマ」
出演者全員が揃ったということもあり、ここで登壇した声優陣が自身の担当キャラクターになりきってアテレコする、「聖櫻学園クリスマスミニドラマ」が行われた。そもそも『ガールフレンド(仮)』は、基本的にプレイヤーが女の子たちと会話するゲームのため、登場する女の子同士による掛け合いというものが、非常に少なく珍しいことである。
言わば、この「聖櫻学園クリスマスミニドラマ」では、普段絡みのないキャラクターたちのセリフや掛け合いをたくさん聞けるコーナーだ。なお、ミニドラマの脚本は、イベント用に描き下ろしとなっている。その脚本の内容は、クリスマスパーティーに参加する姫島木乃子、望月エレナ、押井知、栢嶋乙女、掛井園美の5名が、会場に置かれた爆発物と思しき箱をめぐってトークを繰り広げるドタバタ劇。
ちなみに、今回登場する5名のキャラクターは、『ガールフレンド(仮)』のなかではオタク&変人と揶揄される面々である。そのためか、セリフの内容も「ホモが嫌いな女子なんて居ません!」、「胸をぶるんぶるんと振動させて…」、「そこでむちむち抱き枕で売っている奴に何が分かる!」…と、各々のキャラクターたちの個性が全面に出た会話劇で、終始、会場では爆笑が続いた。
■「ごきげんいかが!?クリスマストーク」では、リアルで悲哀なガールズトークに…
さて、「聖櫻学園クリスマスミニドラマ」が好評で終わり、続いては「ごきげんいかが!?クリスマストーク」が行われた。これは、「クリスマスにまつわる話」や「驚いた話」、「感動した話」、「忘れられない話」など、テーマが書かれたサイコロを転がして、トークを繰り広げていくくコーナーである。
……まるでライオンのマスコットキャラクターが登場しそうな某お昼番組のような内容だ。また、サイコロを転がす音楽も「何が出るかな、何が出るかな」のフレーズを思わず口ずさみたくなるほどの再現度。ここからは、サイコロの目に出たトークテーマを、ゲストの藤田さん、内山さん、大坪さんの3名が順番に話すことに。まず藤田さんは、「びっくりした話」(略して“びくばな”)を引き当てた。
藤田さんによる“びくばな”では、某ゲーム機を衝動買いしたにも関わらず、数ヶ月でタンスの肥やしになるという自分の飽きっぽさに驚いた話を披露。これには、司会を務めた水橋さんと原田さんは、苦笑いしながらも「そんなことないよ!」とゲーム機に対するフォローを入れていた。
そして、続く内山さんのトークでは、再び「びっくりした話」を引き当てることに。また、なんの予行練習もしていないのに、客席からは「“びくばな”、パート2!」の掛け声が。某お昼番組の元ネタを完全に再現してくれる来場者に、逆に笑いを誘われた出演者の面々。
さて、内山さんの“びくばな”では、子供向けアニメの声優を担当している経緯もあり、その声を近所の子供に披露したら、「違う!!!」と全面否定されたことを話してくれた。「せめて“似ている”とか言ってくれるかと思ってたのに…」と、驚きつつも悲哀なトークに。
最後に大坪さんは、「かなしかった話」を引き当てた。
「あのぉ……道を歩いていたわけですよ…。そしたら、腰辺りに“ゾゾォ”って違和感を感じて、振り返ったらボールが転がっていたんですよ。で、近所の子供が私に近づいてきて「ゲット!」って言われて、よく見たらモンスターボールだった(苦笑)」という話を披露して、会場を大爆笑に包んだ。「ポケモンだと思ったんだね(笑)」と追い打ちで笑いを誘った原田さん。
てっきり甘く可愛らしいトークが展開されるかと思いきや、意外にも同情せざるを得ないほどのリアル悲哀トークを披露した3名。とはいえ、等身代の飾らぬトーク内容には、訪れた人たちも気兼ねなく笑っていた。トーク後、会場が和やかで温かい雰囲気に包まれていったのが印象的だった。
■サンタのプレゼントは誰の手に!? クリスマスプレゼント争奪戦
そしてイベントの最後には、来場者に豪華賞品が当たるプレゼントコーナーが行われた。このコーナーでは、声優陣のみなさんがゴムボールを客席に投げて、受け取った方に物販商品とサイン色紙のセットをプレゼントする特別な催し物。
また、これだけに終わらず、『ガールフレンド(仮)』のオフラインイベントでは恒例となった、「大じゃけん大会」も実施。じゃんけんで勝利し続けた来場者1名に、なんと出演者全員のサインが入ったポスターを、受け取る方の記名入りでプレゼントするというもの。
それぞれ見事手に入れた方たちは、喜びをあらわにしていた。また、きちんと来場者もルールを守ってくれたこともあり、トラブルもなく各々にプレゼントも行き渡って、割れんばかりの拍手でイベントの幕が閉じた。
サービス精神旺盛な声優陣によるトークに加えて、人によってはお土産も携えることができた……これでもうクリスマスなんて怖くない! クリスマス当日は携帯電話を片手に意中の相手と過ごそう。
■当日の公式グッズ販売も大盛況!
当日会場では、2013年12月29日から31日まで開催するコミックマーケット85で販売予定の、『ガールフレンド(仮)』キャラクターデザイン原案を担当しているQP:flapper氏書き下ろしの抱き枕、バッグといった公式オリジナルグッズの先行限定販売を行っていた。
これが意外にも『ガールフレンド(仮)』としては、今回が初となるグッズ販売だったようだ。「第一弾」と名目していたこともあり、今後、さらなるグッズ展開も期待される。また、2014年1月1日から1週間限定で全国のアニメイト店舗、ゲーマーズ店舗にて、タペストリーや、クッションなどがあたる「ガールフレンド(仮)おみくじ」も実施するとのこと。
【販売グッズ】
◆ガールフレンド(仮) オリジナルグッズセット(計4点)
5,000円(税込)
※セット詳細※
【大事なものを守ってあげる】クリアファイル4種セット
【いつでも一緒】キャラクターステッカー
【中庭ピクニック】ポスター
【キノコ的日常】姫島木乃子バッグ
◆【※ただし女子に限る】望月エレナ抱き枕カバー
9,000円(税込)
▲【キノコ的日常】姫島木乃子バッグ
▲【中庭ピクニック】ポスター
▲【※ただし女子に限る】望月エレナ抱き枕カバー
2012年10月29日にサービスが開始された本作は、半年で登録会員数200万人を突破した学園カードゲーム。定期的なTVCMで知名度も上がり、先日には本作の男性版である『ボーイフレンド(仮)』が配信されるなど、関連作品含めて“人気ゲームシリーズ”へ着々と育ってきている。
しかしながら、今回が初の物販であるほか、派手さを抑えた丁寧なイベント内容など、良い意味で“どこか慎重”に各施策を展開しているようにも伺えた。イベントを通して、これからもファン(ユーザー)と共に二人三脚で一歩ずつ堅実的に、この『ガールフレンド(仮)』というIPを育てていきそうだ。
現在『ガールフレンド(仮)』は、登録会員数350万人を突破。1周年を迎えた本作による、今後のプロモーション施策やメディアミックス展開にも期待が持てそうだ。
■関連サイト
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会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751