Epic GamesとRodeo Gamesがアンリアル・エンジン4のライセンス契約



米国Epic Gamesと英国Rodeo Gamesは、本日(2月12)、Epic Gamesが開発したゲームエンジン”アンリアル・エンジン4(Unreal Engine 4)”のライセンス契約を結んだことを明らかにした。
 
今回両社のライセンス契約で始動するプロジェクトは、明らかにされてはいないが、Epic Games及びアンリアル・エンジンのゲームワークショップIPを使用したプロジェクトのひとつでターン制戦略ゲーム、と見込まれている。
 
アンリアル・エンジン4とは、Epic Gamesが開発したPC/コンソール/モバイル向けゲームエンジン”アンリアル・エンジン”の最新ゲームエンジン。同エンジンは、2003年、「PCゲーム/コンソールゲームなどに次世代ゲーム機のための新しい次世代ゲームエンジン」をコンセプトに、アンリアル・エンジン3の改善と新機能追加をベースに開発が始まった。
 
同エンジンは、2008年まで、Epic Gameの創業者・CEOで技術部門のディレクターのTim Sweeney氏が1人で開発し、その後アンリアル・エンジン3の開発メンバーが合流した。そして、2012年6月、「充実した動的ライト機能を提供することで、開発時間の短縮と創造的アイデアに費やす反復作業の削減を保証」し、「低スペックPC用ゲーム開発のための既存の拡張性と利便性は残しつつ、ビジュアル機能の著しい向上」をしたゲームエンジンとして発表された。また、同エンジンでは、エンジニアでなくても簡単に利用できる「アンリアル・キズメット機能」を新たに搭載された。
 
なお、Rodeo Gamesの共同創業者Laurent Maguire氏は、今回のライセンス契約で、「私たちは、新しいスタンダードをつくっていきたいと思います。そして、私たちは、より効率的に・より大きいインパクトを与えられるアンリアル・エンジン4を使って、開発していきたいと思います。」とコメントしている。

 

アンリアル・エンジン4利用例(デモ動画)



 
 

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