ネクソン<3659>は、本日(2月13日)、2013年12月期の連結決算を発表し、売上収益1553億円(前年同期比43.3%増)、営業利益507億円(同7.3%増)、親会社の所有者に帰属する当期純利益301億円(同6.5%増)となった。増収増益での着地となった。
第4四半期に限ると、売上収益344億円(前年同期比12%増)、営業利益3億円(同96%減)、四半期純損益44億円の赤字(同5億5200万円の黒字)となり、大幅な減収・営業減益となった。これは後述のとおり、エヌドアーズ・コーポレーションの減損損失を計上したため。
北米の赤字幅が拡大したものの、前期の第4四半期に買収したgloopsが通年で寄与したことに加え、韓国、中国でのオンラインゲーム事業が好調に推移した。また円安も追い風となった。
また特別損失として、買収したエヌドアーズ・コーポレーションの既存タイトルの売り上げが想定を下回ったことや、新規タイトルの開発の遅れから約95億円の減損損失を計上したとのこと。
なお、各セグメント別の状況は以下のとおり(短信からの抜粋)。
① 日本
日本では、PCオンラインゲームの既存タイトルは一部を除いて減収となりました。一方、モバイルゲームでは、平成24年12月期の第4四半期より完全子会社化した株式会社gloopsが奏功し、売上収益は36,399百万円(前期比89.7%増)、セグメント利益は3,689百万円(同49.8%増)となりました。
② 韓国
韓国では、『アラド戦記』(Dungeon&Fighter)の好調な推移と共に、同タイトルの中国パブリッシャーからのロイヤリティ収入が大きく増加したことや、『サドンアタック』(Sudden Attack)の良好なパフォーマンス、更には、新規タイトル『FIFAオンライン3』(FIFA Online 3)が大きく売上に寄与するとともに、円安による恩恵もあったことから売上収益は106,423百万円(前期比35.7%増)、セグメント利益は56,288百万円(同21.7%増)となりました。
③ 中国
中国では、中国国内におけるPCオンラインゲーム市場の好調に伴い、コンサルティング収入が増加したことに加え、円安の恩恵もあり、売上収益は4,781百万円(前期比28.2%増)、セグメント利益は3,028百万円(同21.8%増)となりました。
④ 北米
北米地域におきましては、既存ゲームタイトルは一部を除き減収となりました。売上収益は5,521百万円(前期比9.0%増)、セグメント損失は1,406百万円(前期は882百万円の損失)となりました。
⑤ その他
その他地域におきましては、売上収益は2,214百万円(前期比11.3%増)、セグメント利益は74百万円(同83.4%減)となりました。
なお、四半期別の売上の推移、地域別の売上構成は以下のとおり。
■第1四半期の業績予想
第1四半期は、売上収益420億円~456億円(前年同期比5.3%減~2.9%増)、営業利益156億円~187億円(同24.6%~9.7%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益121億円~144億円(同19.9%~4.4%減)を見込む。
主要な為替レートは1ドル=100.46円、100ウォン=9.48円と想定しているという。為替レートの業績への影響度に関しては、ドル円の為替レートに対して1円為替が変動した場合、第1四半期は売上収益が約3億7000万円、営業利益が約1億7000万円変動するものと推定しているとのこと。
第4四半期に限ると、売上収益344億円(前年同期比12%増)、営業利益3億円(同96%減)、四半期純損益44億円の赤字(同5億5200万円の黒字)となり、大幅な減収・営業減益となった。これは後述のとおり、エヌドアーズ・コーポレーションの減損損失を計上したため。
北米の赤字幅が拡大したものの、前期の第4四半期に買収したgloopsが通年で寄与したことに加え、韓国、中国でのオンラインゲーム事業が好調に推移した。また円安も追い風となった。
また特別損失として、買収したエヌドアーズ・コーポレーションの既存タイトルの売り上げが想定を下回ったことや、新規タイトルの開発の遅れから約95億円の減損損失を計上したとのこと。
なお、各セグメント別の状況は以下のとおり(短信からの抜粋)。
① 日本
日本では、PCオンラインゲームの既存タイトルは一部を除いて減収となりました。一方、モバイルゲームでは、平成24年12月期の第4四半期より完全子会社化した株式会社gloopsが奏功し、売上収益は36,399百万円(前期比89.7%増)、セグメント利益は3,689百万円(同49.8%増)となりました。
② 韓国
韓国では、『アラド戦記』(Dungeon&Fighter)の好調な推移と共に、同タイトルの中国パブリッシャーからのロイヤリティ収入が大きく増加したことや、『サドンアタック』(Sudden Attack)の良好なパフォーマンス、更には、新規タイトル『FIFAオンライン3』(FIFA Online 3)が大きく売上に寄与するとともに、円安による恩恵もあったことから売上収益は106,423百万円(前期比35.7%増)、セグメント利益は56,288百万円(同21.7%増)となりました。
③ 中国
中国では、中国国内におけるPCオンラインゲーム市場の好調に伴い、コンサルティング収入が増加したことに加え、円安の恩恵もあり、売上収益は4,781百万円(前期比28.2%増)、セグメント利益は3,028百万円(同21.8%増)となりました。
④ 北米
北米地域におきましては、既存ゲームタイトルは一部を除き減収となりました。売上収益は5,521百万円(前期比9.0%増)、セグメント損失は1,406百万円(前期は882百万円の損失)となりました。
⑤ その他
その他地域におきましては、売上収益は2,214百万円(前期比11.3%増)、セグメント利益は74百万円(同83.4%減)となりました。
なお、四半期別の売上の推移、地域別の売上構成は以下のとおり。
■第1四半期の業績予想
第1四半期は、売上収益420億円~456億円(前年同期比5.3%減~2.9%増)、営業利益156億円~187億円(同24.6%~9.7%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益121億円~144億円(同19.9%~4.4%減)を見込む。
主要な為替レートは1ドル=100.46円、100ウォン=9.48円と想定しているという。為替レートの業績への影響度に関しては、ドル円の為替レートに対して1円為替が変動した場合、第1四半期は売上収益が約3億7000万円、営業利益が約1億7000万円変動するものと推定しているとのこと。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ネクソン
- 設立
- 2002年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3659