GMOインターネット、グループの新卒エンジニア向けの研修プログラム「GMOテクノロジーブートキャンプ」を開始

GMOインターネット<9449>は、2月18日、新卒エンジニア向けの研修プログラム「GMOテクノロジーブートキャンプ」を開始すると発表した。今年4月に入社する新入社員からスタートし、毎年継続して実施する。

「GMOテクノロジーブートキャンプ」は、グループの現役エンジニアが講師を担当し、新卒エンジニアの技術力向上を図るとともに、適性判断を行う研修プログラム。同社グループの新卒のエンジニアは、WEBインフラ(ドメイン、サーバー、決済、セキュリティ等)をはじめ、EC、広告、メディア、証券、ゲームなど同社グループの展開する多様なサービスに関する技術を学ぶことができる。

同社では、今回の研修プログラムを開始した背景として、グループ各社の新卒エンジニアからもっと多くを学びたいという声があがった一方、開発の現場からも技術力の永続的な向上には、OJTを通じて作業を覚えるだけでなく、システムの背景やその仕組みなどを体系的に学ぶことが必要という意見が上がったことがあると説明している。

カリキュラムの内容は以下のとおり(リリースからの抜粋)。
 
(1) DNS基礎
ドメイン、ネームサーバ、レジストリまわりなど、ドメインの概念と歴史、DNSの仕組み。
(2) セキュリティ基礎
セキュリティに関する基本的な概念、ネットワーク/サーバサイド等の各種セキュリティ、過去のセキュリティに関する事件・歴史、セキュリティを実際に破るワークショップ。
(3) プロトコル基礎
プロトコルの歴史、概念、http/ftpなどの各種プロトコルの仕組み、TCP等の動作など、実際の通信を観察・確認するワークショップ等。
(4) Webサービスの歴史
Webサービスの遷移から今後のトレンド解説。日本、世界それぞれにおける発展の歴史。通信機器やインフラの発展の歴史。
(5) OS基本操作
Linux、WindowsOS 各種基本操作の理解、解説。実際に操作するワークショップ。サーバー設定。
(6) 仮想化技術
サーバーを立てるだけでなく、運用を視野に入れた実践。サーバー構築、仮想化技術。
(7) IDC実習
データセンターを1日掛けて見学・実践。ラック等の設備に触れ、お客様の大切なデータをお預かりしている実際の運用現場を理解する。
(8) プログラミング言語
Java、Objective-C 、PHP。プログラミング言語で実際にアウトプットを作る。
(9) UI/UXD
サービス開発、改善のための設計手法やHCDなどの考え方、手法について理解する。ペルソナ・シナリオ法、ワイヤフレーム設計、プロトタイピング。
(10) アウトプット合宿
合宿形式。本カリキュラム結果の集大成として、Webサービスをチームで制作する。
 
GMOインターネットグループ株式会社
http://www.gmo.jp/

会社情報

会社名
GMOインターネットグループ株式会社
設立
1991年5月
代表者
代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿
決算期
12月
直近業績
売上高2456億9600万円、営業利益437億4600万円、経常利益460億2500万円、最終利益132億900万円(2022年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9449
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