クルーズ、第9回と第10回の新株予約権について発行総額2300万円の払込が完了…今後60日間の権利行使を停止

クルーズ<2138>は3月7日、第9回と第10回の新株予約権(行使価額修正条項付)について、本日(3月7日)に発行総額2300万円の払い込みが完了したと発表した。同時に、第9回と第10回の新株予約権の行使停止指定を通知したと明らかにした。

発行する新株予約権の数は計1万2818個(第9回と第10回それぞれ6409個、1個につき100株)で、第9回の行使価格は当初7800円、第10回が1万5600円。当初行使価格で全て権利行使(株式転換)されれば、クルーズは手取概算額で150億円を調達する見通し(関連記事)。

行使停止の対象は第9回と第10回の新株予約権全て(1万2818個)で、停止期間は2014年3月10日から6月5日まで(60取引日)となっている。クルーズは第9回と第10回の新株予約権について、2014年3月10日から2年間、3取引日以上、60取引日以内の期間ごとに、行使停止を実施することができる。行使停止期間でも資金需要が発生したタイミングで行使停止を取り消すことができ、資金調達の金額とタイミングをある程度クルーズがコントロールできる。

クルーズは、行使停止指定の理由について、資金需要発生時に適切なタイミングで資金調達を可能にするためと説明している。現在、「資金調達の目的に対して、積極的に情報収集、検討をしている段階であり、最適なタイミングで資金調達を実施したいと考えている」とのこと。
 
クルーズ株式会社
http://crooz.co.jp/

会社情報

会社名
クルーズ株式会社
設立
2001年5月
代表者
代表取締役社長 小渕 宏二
決算期
3月
直近業績
売上高140億円、営業利益6億4400万円、経常利益6億2800万円、最終利益2億5400万円(2023年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
2138
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