ブロッコリー<2706>は4月10日、2014年2月期通期の決算を発表した。『うたの☆プリンスさまっ♪』関連作品を中心に全部門が好調に推移したことで、営業利益は前年の2.6倍に膨らんだ。当時に公表した2015年2月期の業績計画は実質、減収減益の見通しとなっている。
14年2月期の売上高は前年比55%増の67.86億円、営業利益は2.6倍の21.51億円、経常利益は2.6倍の21.50億円、純利益は2.2倍の19.08億円だった。
ゲーム部門は、2013年8月に出荷を開始した『うたの☆プリンスさまっ♪MUSIC2』が好調。同年2月より出荷を開始していた『うたの☆プリンスさまっ♪All Star』をはじめ、関連作品も好調だった。新規タイトルとして9月に発売した『明治東亰恋伽』、10月に発売した『神々の悪戯』も堅調だったという。(画像は『うたの☆プリンスさまっ♪』のアニメイメージ)
CD部門は当社ゲームソフト『うたの☆プリンスさまっ♪』を原作としたTVアニメ第2期『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000%』を2013年4月から放映しており、5~6月にかけてリリースした『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000%アイドルソング』シリーズ7作が全作品、週間オリコンランキングTOP10入りを果たすなど好調だった。同年12月から今年2月にかけてリリースした『うたの☆プリンスさまっ♪劇団シャイニング』シリーズ計3作も、全作品週間オリコンランキング2位をつけるなどこちらも好調だった。
結果、ゲーム・CDの両部門ともに期初計画を上回った。
カードゲーム部門も『Z/X(ゼクス)』シリーズの売上が好調で、期初計画を大幅に上回ったという。
グッズ部門も、女性向けコンテンツ『うたの☆プリンスさまっ♪』関連グッズが好調だったとのこと。
2015年2月期の見通しも公表した。業績予想はレンジで公開しているが、レンジの中心値をみると、減収減益の予想となっている。
なお、同社の決算短信には『うたの☆プリンスさまっ♪』という単語が8回出てきており、2014年2月期の業績に与えた同IP(知的財産)の影響度の大きを測り知ることができる。裏返せば同作品シリーズに依存しているということにもなる。今後、同タイトルを育てながら、いかに別の収益源をみつけるかが、ブロッコリーの課題となってくるだろう。
14年2月期の売上高は前年比55%増の67.86億円、営業利益は2.6倍の21.51億円、経常利益は2.6倍の21.50億円、純利益は2.2倍の19.08億円だった。
ゲーム部門は、2013年8月に出荷を開始した『うたの☆プリンスさまっ♪MUSIC2』が好調。同年2月より出荷を開始していた『うたの☆プリンスさまっ♪All Star』をはじめ、関連作品も好調だった。新規タイトルとして9月に発売した『明治東亰恋伽』、10月に発売した『神々の悪戯』も堅調だったという。(画像は『うたの☆プリンスさまっ♪』のアニメイメージ)
CD部門は当社ゲームソフト『うたの☆プリンスさまっ♪』を原作としたTVアニメ第2期『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000%』を2013年4月から放映しており、5~6月にかけてリリースした『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000%アイドルソング』シリーズ7作が全作品、週間オリコンランキングTOP10入りを果たすなど好調だった。同年12月から今年2月にかけてリリースした『うたの☆プリンスさまっ♪劇団シャイニング』シリーズ計3作も、全作品週間オリコンランキング2位をつけるなどこちらも好調だった。
結果、ゲーム・CDの両部門ともに期初計画を上回った。
カードゲーム部門も『Z/X(ゼクス)』シリーズの売上が好調で、期初計画を大幅に上回ったという。
グッズ部門も、女性向けコンテンツ『うたの☆プリンスさまっ♪』関連グッズが好調だったとのこと。
2015年2月期の見通しも公表した。業績予想はレンジで公開しているが、レンジの中心値をみると、減収減益の予想となっている。
なお、同社の決算短信には『うたの☆プリンスさまっ♪』という単語が8回出てきており、2014年2月期の業績に与えた同IP(知的財産)の影響度の大きを測り知ることができる。裏返せば同作品シリーズに依存しているということにもなる。今後、同タイトルを育てながら、いかに別の収益源をみつけるかが、ブロッコリーの課題となってくるだろう。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ブロッコリー
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 鈴木 恵喜
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 売上高65億6300万円、営業利益2億8300万円、経常利益3億1200万円、最終利益1億6800万円(2022年2月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2706