【ゲーム株概況】業績観測報道のあったガンホーが14%高…スクエニHDも買われる

4月17日の東京株式市場ではガンホー<3765>の上昇が話題となった。本日付の日本経済新聞朝刊が「1~3月期の連結決算は、売上高が前年同期比で約5割増の470億円前後、営業利益が約4割増の260億円前後になったもよう」と報じたことを手掛かりに、買いが集まった。

ガンホーは前日比76円(14.3%)高の609円で取引を終えた。

報じられた売上高470億円前後は、前四半期(10~12月)の467億円と比べるとほぼ横ばいだが、10~12月は年末商戦期における3DS向け買い切りソフト『パズドラZ』の販売分の寄与があった。報道が事実なら、1~3月は『パズドラZ』の売上分を、『パズル&ドラゴンズ』が補ったのであろうか。それとも『パズドラZ』や他のゲームの売上が支えたのであろうか。決算発表まで詳細は分からないが、『パズドラ』が依然として堅調な売上を維持しているとの見方につながった可能性がある。
 
スクウェア・エニックスHD<9684>も6%近く上昇した。本日配信開始したスマホ版『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』がいきなり売上ランキング上位に顔を出した(関連記事)ことが材料視されたとの見方があった。
 
一方、前日、ソニー子会社のソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が保有するスクエニ株全て(952万株、発行済み株式全体の約8%)をSMBC日興証券に譲渡することで合意したと発表した(関連記事)。直近の株価下落がこの譲渡に絡むもので、今回の譲渡決定で株式需給の悪化が一巡するとの思惑が浮上したとする見方もあった。

ドリコム<3793>は荒い値動きの末、前日に比べて小幅高の2547円で取引を終えた。朝方は買われたものの、取引終了にかけて売りの勢いが優勢となった。なお、取引終了後に、ドリコムは2014年3月期業績の下方修正を発表している(関連記事)。


以下、17日の主なゲーム企業の株価と騰落(単位は円)。
銘柄名 証券コード 終値 前日比 前日比率
ガンホー 3765 609 76 14.26%
スクウェア・エニックスHD 9684 1,780 95 5.64%
マーベラスAQL 7844 721 33 4.80%
モブキャスト 3664 842 32 3.95%
アクセルマーク 3624 695 24 3.58%
ミクシィ 2121 6,050 160 2.72%
enish 3667 1,757 45 2.63%
バンダイナムコHD 7832 2,187 46 2.15%
任天堂 7974 11,165 155 1.41%
ガーラ 4777 174 2 1.16%
日本一ソフトウェア 3851 707 8 1.14%
日本ファルコム 3723 855 9 1.06%
セガサミーHD 6460 2,182 17 0.79%
コロプラ 3668 2,580 15 0.58%
コーエーテクモHD 3635 1,239 5 0.41%
ドリコム 3793 2,547 4 0.16%
コナミ 9766 2,315 3 0.13%
ケイブ 3760 1,797 -2 -0.11%
GMOインターネット 9449 911 -2 -0.22%
ネクソン 3659 821 -3 -0.36%
ディー・エヌ・エー 2432 1,819 -8 -0.44%
ボルテージ 3639 1,482 -16 -1.07%
サイバーエージェント 4751 3,750 -55 -1.45%
グリー 3632 1,023 -16 -1.54%
オルトプラス 3672 1,574 -25 -1.56%
アエリア 3758 1,560 -35 -2.19%
エイチーム 3662 4,780 -110 -2.25%
カプコン 9697 1,747 -42 -2.35%
KLab 3656 625 -20 -3.10%
クルーズ 2138 4,480 -315 -6.57%
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
http://www.gungho.co.jp/

会社情報

会社名
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
設立
1998年7月
代表者
代表取締役社長CEO 森下 一喜
決算期
12月
直近業績
売上高1046億2600万円、営業利益358億200万円、経常利益336億2900万円、最終利益228億8300万円(2021年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3765
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