KADOKAWA<9477>は4月28日、2014年3月期通期の連結決算を発表した。売上高は前の期比6.5%減の1511億円、営業利益は22.4%減の61億円、経常利益は15.3%減の73億円、純利益は50.6%増の75億円だった。シネコン運営会社と香港の子会社群が連結から離脱したため、減収・営業減益となった。香港子会社の売却で特別利益を計上したため、純利益は増加している。
売上に貢献した作品として、ゲーム分野ではPSP「境界線上のホライゾンPORTABLE」、PSVita「フォトカノKiss」、ブラウザゲーム「艦隊これくしょん-艦これ-」を挙げている。
以下、事業別の概要となる。
書籍関連では、ここ数年好調を持続していた文庫やコミックスの売上高が減少したものの、メディアミックス作品展開や新規ジャンルへの進出などで売上は堅調に推移したという。雑誌・広告関連では、収益性は回復しつつあるが、雑誌販売額の減少は続いているという。
映像関連では、シネコン事業を売却し、配給映画のコストコントロールを徹底した。
ネット・デジタル関連では、「BOOK☆WALKER」を中心に積極的なキャンペーンを展開し、電子書籍の売上高をさらに伸ばしているという。
海外関連では、台湾で堅調に推移している出版事業に加え、アニメやグッズの事業展開も推し進めた。香港の連結子会社を売却したことにより売上高が減少したが、関係会社株式売却益を特別利益に計上した。
なお、2015年3月期の業績予想は、算定が困難であるとして、開示を見送った
売上に貢献した作品として、ゲーム分野ではPSP「境界線上のホライゾンPORTABLE」、PSVita「フォトカノKiss」、ブラウザゲーム「艦隊これくしょん-艦これ-」を挙げている。
以下、事業別の概要となる。
書籍関連では、ここ数年好調を持続していた文庫やコミックスの売上高が減少したものの、メディアミックス作品展開や新規ジャンルへの進出などで売上は堅調に推移したという。雑誌・広告関連では、収益性は回復しつつあるが、雑誌販売額の減少は続いているという。
映像関連では、シネコン事業を売却し、配給映画のコストコントロールを徹底した。
ネット・デジタル関連では、「BOOK☆WALKER」を中心に積極的なキャンペーンを展開し、電子書籍の売上高をさらに伸ばしているという。
海外関連では、台湾で堅調に推移している出版事業に加え、アニメやグッズの事業展開も推し進めた。香港の連結子会社を売却したことにより売上高が減少したが、関係会社株式売却益を特別利益に計上した。
なお、2015年3月期の業績予想は、算定が困難であるとして、開示を見送った
会社情報
- 会社名
- 株式会社KADOKAWA
- 設立
- 1954年4月
- 代表者
- 代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2581億900万円、営業利益184億5400万円、経常利益202億3600万円、最終利益113億8400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9468