【アプリレポート】スマホがMMORPGを変える…肩肘張らず空いた時間で楽しめる古き良きオンラインゲーム『ブレイブオンライン』の可能性【PR】


いまスマートフォン向けMMORPG(多人数同時参加型オンラインRPG)が脚光を浴びている。過去、MMORPGと言えば、コアプレイヤーが好んで遊ぶPC専用のゲームジャンルであったが、現在はスマートフォンという小さな端末のなかでも遊べるようになり、手軽に他プレイヤーとコミュニケーションをはかれたり、ちょっとした合間の時間でレベル上げを楽しんだりと、カジュアルなイメージさえ持てるようになった。

なかでもエイタロウソフトのスマートフォン向けMMORPG『ブレイブオンライン~残された光~』(以下、ブレイブオンライン)は、2Dキャラクターの可愛さが描かれており、女性や若年層の間で人気を呼んでいる。一見、単なる複雑さだけを取り除いたシンプルなゲームと思われがちだが、これが触ってみるとMMORPG黎明期を彷彿とさせる“古き良きオンラインゲーム”といった印象を受けた

本稿では、2013年7月11日に配信開始された本作『ブレイブオンライン』のゲーム概要はもちろん、スマートフォンでも味わえるオンラインゲームの魅力などを掘り下げて紹介していこう。
 


 

■スマホがMMORPGを変える



本作は、楽園・レムリア王国を舞台に、可愛いキャラクターたちが繰り広げるスマートフォン向けMMORPG。ゲーム開始後、はじめにプレイヤーは自身の分身となるキャラクターを作っていくのだが、名前や髪型などの外見はもちろん、全9職業のなかから好みを選ぶことが可能だ。また、全ての職業には上位職が用意されており、一定以上までキャラクターを育成することで転職できる。

一次職には、剣や槍を使用して戦うソードマン、巨大な武器を扱うウォーリア、各属性の攻撃魔法を持つウィザード、回復や支援魔法を得意とするプリースト、状態異常の魔法を放つソーサラー、弓を用いた遠距離攻撃を行うアーチャー、隠密行動と素早い攻撃が光るローグ、楽器を操り対象の能力を引き出すバード、そして薬品を作り出しては攻撃と回復にも長けたケミストの全9種が存在する。

 
 

▲ソードマン。攻撃して良し、防御力もまあ良し。


筆者は、駆け出し冒険者でも恐らく使いこなしやすいであろうソードマンを選択。まあどんなゲームにしても、選んでおいて間違いないスタンダードな職業でもあろう。なお、詳細な職業紹介やスキルツリーなどは、公式サイトでも掲載されているため参考に。
 

▲『ブレイブオンライン』の世界に降り立つ!
たくさんのプレイヤーが腰掛けているここは町の広場


さて、気ままに仮想世界を縦横無尽に駆け巡るのもMMORPGの醍醐味だが、『ブレイブオンライン』にはメインとも言うべきストーリークエストが用意されている。まずは基本的な操作と広大な世界を知るためにも、序盤はストーリークエストを進めていくことがベストだ。

ゲームを進めるのに必要な知識のほか、道中の各種クエスト報酬として便利なアイテムを手に入れることもできる。なお、ストーリーで行き詰った際は、メニュー画面のクエスト情報を見るか、ミニマップに表示されたマーカーを目印に進んでみよう。そして、ゲーム画面の説明は下記の通りである。



:プレイヤーのステータス
:プレイヤーの重量
:メニューボタン
:LOCKボタン
:現在地のミニマップ
:金貨所持数
:座るボタン
:チャット発言ボタン
:チャットログボタン
:ショートカット

本作で特徴的なのは②:プレイヤーの重量だろう。じつは、各々の装備やアイテムには重量が決められており、装備が重ければ重いほど、プレイヤーに影響を与えるといったリアリティな演出が存在。重量が50%を超えると自然回復しなくなり、90%を超えると戦闘が出来なくなるため、装備時には重量のことも気を配りながら調整することが必要だ。また、⑦:座るボタンは自身のHPとMPを回復することができる。敵と戦って危なくなったら、とりあえず物陰に隠れて座っておくのがセオリー。

また、『ブレイブオンライン』では、基本的にタップしてキャラクターを動かしていくのだが、なかなか小さい端末のなかではこれが捗らないもの。ということで、③:メニューボタンが押せるようになったと同時に、メニュー>オプション>アナログパッドONにして、操作を切り替えてしまおう。縦横無尽に動き回れるタイトルのため、違和感なければアナログパッドの操作を推奨する。

そのほか、④:LOCKボタンで対象の敵をロックできる。ロック中は、展開する全てのアクションが対象の敵に固定されるため、ごちゃごちゃした乱戦の際に有効活用しよう。また、ショートカットでは、メニュー画面から「スキル」や「アイテム」はもちろん、「装備」や「エモーション」(感情表現)を登録することができる。こちらも臨機応変に用いて、スムーズに冒険を楽しんでいこう。
 

▲うまくスマートフォン用に簡略化されたUI


とまあ、MMORPGの初見は、たいがい覚えることがたくさんあってリタイアしてしまうものだが、上記を見ていただく通り、じつに『ブレイブオンライン』はシンプル。ゴチャゴチャしていないところが、このMMORPG“黎明期”を彷彿とさせる“古き良きオンラインゲーム”という印象を受けたひとつの理由でもある。

 

■増える数字の喜びと、ちょっとした物語の刺激で


本当に私事で恐縮だが、じつは筆者、ここまで書いてきて言うのもなんだが、MMORPGが苦手。覚えることが山のようにあるうえ、たとえバーチャルの世界であっても他人とコミュニケーションをはかるのでさえ緊張してしまうほど人見知りだから。もちろん、そんな現実味を帯びた要素が何よりもMMORPGの醍醐味ではあるが、やはり苦手である。

という若干の不安を覚えつつ、本作をひと通り進めてみたのだが、これが不思議と違和感なく楽しめてしまった。上記でも説明したが、意外にもメインとなるストーリークエストが肝である。というのも経験値がもらえるクエストが多数存在するため、単体でもテンポよく自身が成長していく過程を実感できるのだ。
 
▲おーよろしくなー


そして、戦闘もシンプル。敵対象をタップすると攻撃を行い、ショートカットに仕込んだスキルを間に加えていくだけでザクザクと敵を倒せる。また、戦闘を繰り返していくことで、経験値も貯まり、いずれはキャラクターもレベルアップする。本作には、これまたRPGの定番システムともいえる、ステータス振り分けが存在。
 

▲この地道とせっせと戦闘を繰り返すのがMMORPGの醍醐味!
 

▲ステータス振り分け画面

 
たとえば、ソードマンとはいえ、腕力に振り分けて攻撃力を高めることや、体力に振って守備を固めるか、はたまた運気に振ってクリティカルにも繋げることだって可能だ。もちろん同様に職業ごとに振り分けられるポイントも存在する。こちらは振り分けることで新しいスキルを覚えたり、スキルを強化したりすることが可能。ただ、注意してほしいのが、ステータスの振り分けを意外にも忘れるということ。筆者も度々あるため、レベルアップ後は必ずステータスをきちんと振り分けて、強くなった証を肌で感じよう。

また、経験値といえば、『ブレイブオンライン』には「通魔の儀」と呼ばれるシステムがある。街に居る「ターニャ」から受けられるこの儀式は、特定の石を最低でも1時間身につけていることで、自動的に経験値を得られる夢のようなシステムだ。石に貯められた魔力は10時間ほどで枯渇するため、一度にそれ以上の効果は得られないが、石を身につけていれば、たとえスリープ中でも鍛えることができる。つまり、ゲーム開始後は必ずと言っていいほど「通魔の儀」を忘れず受けていくことで、効率的なレベルアップが見込まれることだろう。

さらなるステータス上昇を望む方は、PC向けMMORPGでは馴染みない、そしてスマートフォン向けアプリでは馴染み深いガチャ要素を検討。ガチャには「プチガチャ」、「ノーマルガチャ」、「レアガチャ」の3種類があり、ゲーム内では手に入れることができない、道中を有利に進められるアイテムが入手可能。とはいえ、装備などを出品できる「マーケット」では、ときたま希少価値の高い武器や防具を発見できる楽しみも。こちらも定期的に覗いてみる癖を付けておこう。
 

▲ガチャ画面。金貨を用いて使用できる
 

■戦略が問われる攻防戦とガチの対人戦となる熾烈な闘い…ふたつのリアルタイムGvG


さてさて、ある程度レベルも上がって、そこそこ強い装備に身を包むことができたならば、いよいよ『ブレイブオンライン』の醍醐味とも言うべき、「グランドギルドバトル」に挑戦しておきたいところ。この「グランドギルドバトル」は、複数のギルドが一堂に会して、“ギルドソウル”の所有権を巡り、護るギルドと、狙うギルドが入り乱れる迫力万点のGvG(ギルドvs.ギルド)である。

毎週土曜日の20時から約30分間(※開催時間は25分~35分で毎回ランダム)で開催されており、街にいる「ギルドバトル案内」キャラクターに話しかけるとギルドバトルエリアに移動可能だ。また、「グランドギルドバトル」に勝利したギルドのメンバーには、ここでしか入手出来ない豪華アイテムと交換できるジュエルが商品として配られる。

繰り返すようだが、ルールは特設エリアに存在する“ギルドソウル”と呼ばれるシンボルを破壊する側と、護る側に分かれて攻防戦を展開していくもの。シンボルを護る側は1ギルド、他は全て破壊する側のギルドになっており、破壊に成功したギルドは護る側に変更され、それまで護る側だったギルドは、破壊する側に変更される……といった追う側と追われる側が入り乱れる形になる。

プレイヤー同士で戦うことはもちろんだが、本来の目的は”ギルドソウル”を護る、または破壊することのため、攻める側は他プレイヤーの攻撃を掻い潜っては、“ギルドソウル”を集中的に攻撃する戦法も取ることが可能だ。
 

▲2Dキャラクターとはいえ、そのどんちゃん騒ぎっぷりが伝わってくるだろう


そして、新たに実装された「ギルドバトルロワイヤル」は、これまでのGvGとは大きく異なり、上位ランクを目指して複数ギルドが同時に戦うバトルロワイヤル形式の対人戦となっている。毎週金曜日の21時から開催されており、Cランク戦、Bランク戦、Aランク戦の順で開催。なお、作成直後のギルドは全てCランクになっており、ギルドバトルロワイヤルの結果でランクが変動する。

ワールド毎に、Bランクは4ギルド、Aランクは1ギルドになっており、ランクに応じて参加できるランク戦が決定する。Cランク戦はCランクギルドのみ参戦可能、Bランク戦はBランクギルドと直前のCランク戦で1位2位になったギルドのみ参戦可能、そしてAランク戦はAランクギルドと直前のBランク戦で1位になったギルドのみ参戦可能。何よりも「グランドギルドバトル」と異なり、最後の1ギルドになるのが目的になるため、必然的にプレイヤー同士の戦闘がおこりがち。加えてBランク戦/Aランク戦は、ギルドに所属していなくても観戦することができるため、見ているだけでも楽しめることだろう。

そして、ギルドバトルは全てリアルタイムに展開されるため、プレイヤー個々の駆け引きやギルドメンバーとの連携が鍵となり、白熱したバトルを味わえる。また、これらのイベントはどうしても上位プレイヤー向けになってしまうため、低レベル向けにレベル50制限のグランドギルドバトルが毎日20時から開催されている。報酬は20,000グミー(ゲーム内通貨)と、駆け出し冒険者には嬉しい内容だ。
 

▲さらに対人戦は過熱していく!
 

▲左右上下にターゲットを確認できる。だからこそ倒したい気持ちが高まるもの!


■ギルドバトルロワイヤルの概要
開催時間:
Cランク戦受付:21:00~21:09    Cランク戦:21:10~21:20
Bランク戦受付:21:20~21:29    Bランク戦:21:30~21:40
Aランク戦受付:21:40~21:49    Aランク戦:21:50~22:00

◆Cランク戦
Cランクのギルドが参加可能。
勝利した上位ギルドは、Bランク戦への参加資格を得る。

◆Bランク戦
Bランクのギルドと、Cランク戦での勝利ギルドが参加可能。
勝利したギルドは、Aランク戦への参加資格を得る。
敗退した下位ギルドは、Cランクとなる。

◆Aランク戦
AランクギルドとBランク戦での勝利ギルドが参加可能。
勝利ギルドは、Aランクとなる。
敗退ギルドは、Bランクとなる。

【報酬】
ギルドランクにより、グランドギルドバトルで勝利した際の受け取る事の出来る報酬が増加。
■Aランク→追加で宝石袋×2
■Bランク→追加で宝石袋×1

 

■こういうのでいいんだよ、こういうので


一見、躊躇しそうなMMORPGというジャンルを、スマートフォン向けに精査・カジュアル化を施して、実際に配信・運営を続けている『ブレイブオンライン』。加えて、触れば触るほど各コンテンツの奥深さも垣間見ることができ、やり込み具合も抜群に良い。まさに肩肘張らず、空いた時間ですいすいと進められるといった、MMORPGが苦手、初心者でも楽しめるタイトルといえよう。

もちろん、MMORPGを嗜むコアゲームユーザーにも勧めたい。むしろ、古くからMMORPGを楽しむ方にとってこそ、本作に親近感が沸くことだろう。というのも遊んでみると分かるが、PC向け2Dオンラインゲームの草分け的存在であるガンホーの『ラグナロクオンライン』に、非常に近しい感覚を受ける。……まあ、それもそのはず、エイタロウソフトは『ラグナロクオンライン』のモバイル版、『ラグナロクオンライン Mobile Story』を開発した実績を持っているからだ。そういう意味ではモバイル向けMMORPGを知り尽くしている企業と言っても過言ではなかろう。

3頭身キャラクターを操り、他プレイヤーもそれぞれ時間を忘れてファンタジーの世界にのんびりと浸っている……。そんな光景を目の当りにしていたら、思わず独り言で「こういうのでいいんだよ、こういうので」と本音が漏れた。背伸びしないで、昔ながらのMMORPGを味わいたい方は、『ブレイブオンライン』で。これからのMMORPGは、スマートフォンが変えるかもしれない。




また、4月22日にはレベルキャップが解放されて、キャラクター最大レベル99から120まで引き上げられた。もちろん、ステータスの上限も解放されているため、さらなるキャラクター強化が可能に。そして適宜、スキルやステータスなどのバランス調整も行われており、やり応えのある環境へますます昇華しているようだ。とはいえ、色々とUIやデザインに関しては、ちらほらと目につくところが見え隠れするが、こちらもアップデートを通した改善に期待するしかない。

■関連サイト

『ブレイブオンライン』公式サイト

「エイタロウソフト」企業サイト


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会社情報

会社名
株式会社エイタロウソフト
設立
2002年1月
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