【ゲーム株概況】新興企業株の雰囲気悪化…好決算を発表したガンホーも伸び悩む

4月30日の東京株式市場では全体相場の値動きが鈍いことから、モバイルゲーム株など新興企業株に手じまい売りが膨らんだ。新興企業株の多い東証マザーズ指数は今年の最安値をつけるなど、投資家心理の悪化が伺える。その中で好業績を発表したガンホー<3765>、好業績期待のあったコロプラ<3668>が買われた。

ガンホーは前日、2014年12月期第1四半期(1~3月)の決算を発表。1~3月の売上高は前四半期(10~12月)比7%増の499億円、営業利益は27%増の287億円と、売上・利益ともに四半期として過去最高を記録した(関連記事)。『パズル&ドラゴンズ』の成長が続くと期待した買いが入った。

朝方は前日比10%強高い627円まで上昇したものの、全体相場が伸び悩むにつれて、ガンホーも上げ幅も縮小。終値は3%高の583円だった。好決算を発表したとはいえ、なかなか買い進むほど投資家心理が明るくない表れと捉えることができるだろう。

コロプラも3%高の2639円で取引を終えた。こちらもきょう発表の決算内容への期待感が先行し、買いが入った。発表した1~3月の売上高は、前四半期比で12%増、営業利益は9%増(関連記事)。増収増益基調は続いているが、成長度合いが物足りないと市場が受け止めた場合、反動安も想定しておいた方がよいだろう。

投資家心理悪化の影響を大きく受けたのがミクシィ<2121>。終値は11%安の5350円と大きく売られた。すでに2014年3月期の業績予想は上方修正済み(関連記事)で、実際の決算と15年3月期の見通しが公開される5月14日まで、一段の好材料は出にくいとの見方があった。


以下、30日の主なゲーム企業の株価と騰落(単位は円)。
銘柄名 証券コード 現在値 前日比 前日比率
アエリア 3758 1,402 92 7.02%
コロプラ 3668 2,639 81 3.17%
ガンホー 3765 583 16 2.82%
GMOインターネット 9449 901 24 2.74%
コナミ 9766 2,330 24 1.04%
任天堂 7974 10,740 40 0.37%
ネクソン 3659 798 2 0.25%
サイバーエージェント 4751 4,210 0 0.00%
カプコン 9697 1,779 -1 -0.06%
マーベラスAQL 7844 679 -2 -0.29%
日本ファルコム 3723 844 -6 -0.71%
セガサミーHD 6460 2,056 -17 -0.82%
バンダイナムコHD 7832 2,204 -21 -0.94%
コーエーテクモHD 3635 1,218 -12 -0.98%
ガーラ 4777 162 -2 -1.22%
enish 3667 1,644 -27 -1.62%
グリー 3632 996 -17 -1.68%
ディー・エヌ・エー 2432 1,720 -30 -1.71%
エイチーム 3662 4,580 -85 -1.82%
アクセルマーク 3624 694 -16 -2.25%
ボルテージ 3639 1,323 -36 -2.65%
KLab 3656 540 -15 -2.70%
スクウェア・エニックスHD 9684 1,638 -55 -3.25%
ケイブ 3760 1,637 -63 -3.71%
日本一ソフトウェア 3851 635 -26 -3.93%
クルーズ 2138 4,105 -170 -3.98%
モブキャスト 3664 726 -33 -4.35%
ドリコム 3793 2,450 -118 -4.60%
オルトプラス 3672 1,401 -78 -5.27%
ミクシィ 2121 5,350 -680 -11.28%
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
http://www.gungho.co.jp/

会社情報

会社名
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
設立
1998年7月
代表者
代表取締役社長CEO 森下 一喜
決算期
12月
直近業績
売上高1046億2600万円、営業利益358億200万円、経常利益336億2900万円、最終利益228億8300万円(2021年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3765
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